子育て優先の家づくり

幸福感が低いと体調を崩しやすくなる


3年前に読んだ一冊を再読。
著者はハーバード卒、ポジティブ心理学の第一人者。元々はハーバードの学生の心理状態と成績などの相談から、超エリートの彼らが「幸せに飢えている」ことを知り、リサーチをスタート。
彼のことを初めて知ったのは、TED.おそらく7年以上前になる。

住環境が原因で体調を崩す。メンタルも含めて。
一方で、体調を崩しやすくなる原因は、その人の幸福感が低いからでもある。
幸福感が低い原因、低くなる原因は何かというと、本人の気持ちの持ちようというのが一点。もう一点は、物理的な外的な環境要因。本著によれば、職場の環境が悪いと従業員は体調を崩しやすくなり、離職率も高まり、仕事の生産性も低くなる。結果、業績も悪く、給与も低い。職場環境の悪さとは、物理的な環境もあるし、上司や部下、同僚との人間関係問題、仕事の内容など。

住環境でいえば、陰気な住居で隣人との人間関係も安心できなくとも、ポジティブに生きることは気持ちの持ち方次第で可能であるが、それが長期に及ぶと、ポジティブな気持ちを維持することは困難になり、幸福感が低くなり、体調を崩すようになる。

オギャーと元気に生まれた赤ちゃんが、アトピーやぜんそくになってしまうのは、元気なパワーを住環境の悪さが奪っていくからです。

家を建てれば、良い家を建てれば、幸せになる。
そうではなく、
幸福感が高い人が、低くならないように、このままいったら、まずいから、家を建てる。幸福感が高い人、幸せを望む人は、おかしな物件を買わない、近寄らない、住まない。お金をきちんとかける。要するに、自分の運気が悪くなるようなところ、モチベーションが下がるような環境には近づかない、長居しないのだろう。結果的に良い住まいを選択して、幸せに暮らす。

喧嘩が絶えない夫婦でも、その原因は、お互いのストレスだったりする。ストレスの原因が、パートナーの人格問題ではなく、住環境や職場環境にある場合は多い。それが家庭内だから表に出る、出せる。

日本の男(夫)の多くは、妻と子供に、良い環境を与えることの重要性を軽視している。女子供、という表現が、見下したような感覚があるのだろうか。

同時に、年配者も、若者に対して、お前たちは辛抱しておけ、的な感覚も多い。

少子化が問題だ、と叫んでいますが、母親と子供たちが幸福感を得られる、高められるような環境をつくっていないからそうなっているわけで、お金をいくら渡したところで、出産、育児、子育て、暮らしに対する幸福感が低ければ、お金なんていらない、となる。

「幸せの周りを成功が回るのであって、成功の周りを幸せが回るのではない」

幸福感が高い夫婦の家づくりが成功するのであって、家づくりが成功するから幸福感が高まるわけではない、というのは一理あります。

同時に、幸福な夫婦が住環境の悪さが原因で、幸福感が下がっていく、という事実。子どもや母親が体調を崩しやすくなる。イライラして夫婦関係にも亀裂が入っていく。だから、住まいを変える。家を建てる。子育てに良い家を建てる、となることで、幸せスパイラルになっていく。

人が住まいを選ぶとき、自分と大切な人の運気が下がる、幸福度が下がると思って、そこを選ぶわけではない。ブラック企業を最初から選ぶわけではないのと同じ。良い企業だと思って入社したら、ブラックだった。抜ける人もいれば、変えることができないまま、という人もいる。中には、自分がブラック企業をホワイトにする、と奮闘する人もいるかもしれない。

自分ではどうすることもできないハコの悪さや人間関係をそのままにしていくと、自分の幸福感が下がっていく。幸福感が下がると、心身の体調を崩す。健康状態が悪化すると、問題解決、現状打破する気力も体力も奪われ、もう、エネルギーがない。そして、稼ぐ力もお金もなくなっている。

なので、相談いただいたときにいつも伝えるようにしているのは、気力、体力があるときにしかできない、ということ。相談にいらっしゃったということは、相談に来る気力がある、と。

1年後、3年後、5年後も、みなさん今と同じように生きている、働いている、と計算しているけれど、人生、世の中、そういうものではないということは歴史が証明している。最近ではコロナだし、少し前は大震災だし。交通事故もあれば、脳梗塞もある。なので、できることをできる範囲で、もっと悪くなる前に、最悪の事態になる前に、手を打っておく、やっておく、そうすれば幸福感というのはかなり高いレベルで維持されていくのではないかと信じています。

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ご夫婦でしっかり話し合いたい:家づくり診断サービス(ヒアリングシートの郵送)

https://docs.google.com/forms/d/1lCbeq3IWpCHs9cfdyjEOyQbyZ-44brLDX5Re3gr1koI/edit

夫婦で温度差がある方:母親のための伴走サービス(ヒアリングシートの郵送)

https://docs.google.com/forms/d/1Jt8wDN10tgb7bvuHC_AzVRUtxw1f7X9c5CvHGe6LuiI/edit

ひとまず資金的にマイホーム購入が可能かどうか知りたい:資金診断サービス(匿名、ネットのみ)

https://docs.google.com/forms/d/1UDU_TAf9yl3DwoRYZJwDHKIF1Cf2Y95KYo0Ani1qDhA/edit

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。