心豊かで健康な暮らし

超高速社会における、一旦停止の重要性について

昨日、結婚8周年を迎えた

おかげさまで3人の子宝と

「家族のいのちを大切にする」家族の家づくりという仕事で生計を立てています。

私の日常は具体的なノルマもなく

私宛の電話も殆どかかって来ません。

メルマガも登録していないし、

雑誌の定期購読は1冊だけ。

やりとりするメールも重要なものしかないので数も少ない。

アポなしで誰かが訪ねてくることもなければ

何がしかの団体にも加入していないし

接待があるわけでもないので

長崎の海と山を眺め、静かで暖かいオフィスで

実に、のんびり、でも頭はフル回転で働いている。

タイムスケジュールがタイトになるのは、出張の時だけ

超高速社会となった日本

高速ネットに超便利な交通インフラ網が整備されているわけだから

本来、時間、場所、コストも「ゆとり」が生じるはず。

しかし実際には多くの人(老若男女を問わず)は

さらに加速度をつけた暮らしを選択しているように映る

(強いられている?)

大人、社会がそうであるならば

そこで育てられる子どもたちも「同じスピード」で生きざるを得ない

※長縄飛びのリズムに入らないわけにも乗り遅れるわけにもいかない

のんびりしているはずの長崎の、わが子が通う幼稚園ですら

「英語」に、「書道」に、「サッカー」に、「公文」に、、、

「外遊びする時間など与えてはいけない」

と言わんばかりに「標準化」されている

※我が家は「遊び時間」優先の時期だという判断なので、

  習い事は当分させるつもりはない

この10日間、私は直接の被災者ではないので、

日常は変わらないが、世の中は、震災で激変した。

「立ち止まって考えさせられる」機会としては

あまりにも強烈な大惨事。

被災にあわれた方々へのお悔やみとか、お見舞いとか、

そんな言葉では表現できないほど、苦しい

多くの人が発するように

私たちはしっかり生き抜いていかなければならない

働いて、子どもを育てて、消費して、

社会を、日常を、未来を構築していかなきゃならない。

救助も復旧も、支援も、そして復興もその一環なのだから。

どこでどんな住まいに家族の生命財産と暮らしの質

人生、子どもの成長期、未来を委ねるのか

子育てにおける住まいの重要性はもちろん

いろんなことを多角的に考え抜いて

「小川の家」としてお客さまに提供していく責務を痛感しています。

余談:

子育ては、小川の家。老後も、小川の家。

連休中、子どもたちのマグカップを買いに波佐見焼の窯元へ。

それぞれ気にいったものをチョイス。

「割れる」からこそ、「ぬくもり」という概念を

教えることができるのではないかと考えるようになりました。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。