私たちの考え

原稿返送

先週届いた250ページに及ぶ原稿。

一日で一気に済ませることなど不可能なので、毎日、コツコツ、飛行機の中、搭乗待合室、ランチ、いろんなちょっとした時間を使って原稿を確認しました。

編集者の句読点チェックだけでなく、様々な修正・変更箇所にひとつひとつ「そうじゃ、ないんだよな」とか「確かに、こっちの方が読みやすいな」とか一人で葛藤しましたが、昨日ようやく一通り修正・確認し、宅急便へ。

しばらく見なくてすむのが、嬉しい(笑)。

執筆って、誰にも相談できません。

著者の意図や伝えたいことというのは、著者が生み出すものであり、微妙なニュアンスの違いが、おおきな違いにつながります。

伝えたいことが伝わらないのは、書き手の問題もあれば、読み手の問題もあります。

どちらが悪いとか言うことではなく、そこには「伝えたいことが伝わらないという事実」があるだけです。

思うに、

文章を読むことは、頭(知識×経験)を鍛えてくれます。

文章を書くことは、さらに次元の違う頭(知識×経験×編集)を使う必要があり、

文章によって相手に伝える、動かすことは、さらに次元の違うもの(知識×経験×編集×知恵)が必要となるように感じます。

現時点で社会の評価を気にしても仕方がないので、ベストを尽くすしかありません。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。