心豊かで健康な暮らし

子育ては、イベントではない~意欲を奪われる前に脱出を!

先週末、家族で植木屋さんへ
待ちに待った植樹の季節到来!
$子育ては、小川の家。老後も、小川の家。
↑植木屋さんの隣のコンビニで休憩中
昨年から「庭ではなく森にする」という方針を掲げ
植木屋さんに足を運んでは、車に載る範囲で買ってきて
子どもたちと「穴掘って、植える」という単純作業が楽しくて、
お手伝いする彼らの姿を見るたびに成長を実感します
ところで
「子育てにおける住まいの重要性」を強烈に認識したのは10年前
当時は独身で、親でもありませんでした
実際に(独身で)小川の家を購入し
結婚して頂き妻を迎え
神様から子ども(キハチ)を授かり、
授かり(イッペイ)、授かり(ナナ)
毎日、子育て奮闘しつつ、子どもの心身の発達、成長の早さを
頭で理解するより遥かに早く実感していると
「今日の、この一日、かけがえないよな」と
夫婦で共感しながら生きています
そしていつも心底思う
「いやー、この家でよかった。
苦しかったけど、あの時決断しておいてよかった」と
わが子のやんちゃぶりが
マンションやアパートの密室での子育てだったらと想像すると
大変という次元ではなく、苦痛・苦悩だったであろうと。
でも「子育てが苦痛です」なんて決して口には出せなかったと思う
※仕事を理由にして、帰宅時間を遅くしただろうな
この仕事を通じて分かったことは、
家賃が安くて、○○に近いという
たかがその次元のメリットを享受する為に
その(子育てにとって劣悪な)住環境が原因で
「わが子を育てること自体」が喜びや幸せではなく
「苦しみ化」してしまう恐ろしさ、悲しさ。
※不幸スパイラルと呼んでいる→少子化にもつながる
結果的に「とにかく(子どもたちに)早く、出て行ってくれ」と
子どもとともに歩む、生きる、成長するというより
時間の消化を願う毎日となる
子どもを不必要に叱る
イラつくたびに自己嫌悪に陥る
家の中はもちろん、自由に外遊びもさせられない
結局、DVDとテレビとゲーム’漬け’にするしか手がない
確かに商業施設や公園、イベントに足を運べば
その時「子どもの笑顔」は得られる
病気になれば、病院に連れていけばよい
「薬漬け」でも「病院漬け」でも
子どもはそれなりに育つし、大きくなる
でもですね、
子育てとは、イベントじゃない。
葛藤であり苦悩であり手間であり、
何より親として、自分自身の人生の根幹である
かけがえのないプロジェクトです
子どもを守る親として、
判断、決断、実行していく責務がある
家庭を幸せにする
子どもを幸せにする
自分が幸せな人生をおくる
これらは具体的にどういうことなのか。
そのためには、いまなにを大切にすべきなのか。
なにを優先して選択すれば
自分が想い願う暮らし・人生となるのか
子どもの未来はもちろん、夫婦の未来も明るくなるのか
結局、切り拓いていくのかどうか。
すべては自分自身の選択による。
正直週末になると
「もっと仕事した方がいいかなー」と思います(苦笑)
でも「子どもが子どもである時間、いましか、ないんだよな」と思うと
命の使い方としては、子育て優先でしょ!を選択します
「何かをやろう!」と思えば、
必ず何がしかの障害(課題)は出てきます
特に家づくりの話になると、結婚式以上に、
面倒くさいに決まっているわけです(苦笑)
※簡単便利に買えるという理由でとりあえずマンション購入派も多い
国家が象徴するように社会の人々の体質が
解決すべき問題ほど「先送り」を選択してしまう現代社会において
ちょっと大変だな、面倒くさいな、と思うと
・「いま」じゃなくても構わない
・もう少し状況がよくなったとき
とおっしゃるご夫婦いらっしゃいます
目先はしのげますが、それで本当にいいんでしょうか。
「確実によくなる保証」が担保されているのであれば話は別ですが
少なくとも個人の各家庭の実態で考えると
他者が自らの住環境を劇的に改善してくれることなど、ありえない。
「環境がすべて整う状態などあり得ない」という現実は、
客観的に考えれば誰もが気づくこと。
故に、大事なことを抑えることに集中する。
切り拓くわけだから、活路を見出すわけだから
一番困っている問題の原因を取り除くことを最優先して
それ以外は、ひとまず諦めるしかない。
※決して、どうでもいいというわけではない。
優先順位が後回しというだけ
居直るしかないしかない。
そうすることでしか道は拓けない。
何かを変えるとは、そういうこと
大切なものを手に入れるとは、そういうこと
小川の家OBの皆さんは、それぞれの課題・困難に対して「居直ったからこそ」
一番大切なものを手に入れて幸せスパイラルの中で
家庭を、子育てを、暮らしを、人生を楽しんでいらっしゃる。
「ときを失う」と言います
「思い立ったが吉日」と言います
「神は超えられない試練は与えない」と言います
そもそも、家を建てようと思った原点はなにか。
そもそも、子どもをどう育てたいのか、どんな子育てをしたいのか
そもそも、どういう暮らしを家庭生活を求めていたのか
そもそも、結婚したのはなぜか
そもそも、どういう人生を歩み、生きたいのか 
今日も一日で、子どもの心身の発達は、
大人のそれとは次元が違うスピードで
よいことも悪いことも、吸収していく。
吸収=身につけていくというより
人間の骨格(人格)として形成されていく
姉が熱く語った
「あなた自身は、どうしたいんですか?周りは、いいでしょ。
自分が信じたことをやらなかったら、必ず後悔する。
そして反対した人を事あるごとに恨む(責任転嫁)
結局、自分がやらなかっただけなのに」

ある人はいう
「迷ったら、進め」と
皆さん、一歩前へ進みましょうよ。
何かを変えるには、
大切なものを手に入れるには、パワーが必要です
小川の家は、大切なものを手に入れて頂くために
そのお手伝いをさせて頂く。
ときにパワーを与え、
ときに叱咤激励する
劣悪な住環境で生きる時間が長くなると
気力、体力、心身の健康が確実に奪われていきます
つまり、人生が終わる前に
「何とかしたい」という意欲がなくなる
そして、人生が終わる。
意欲が奪われた時点では
後悔などという概念・感覚すら失っているかもしれない
$子育ては、小川の家。老後も、小川の家。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。