あなたセレブですか?と、たまに言ってしまうことがある〜セレブ住宅ではなく子育て優先住宅の専門店なのです〜
「あなたセレブですか?」
と、たまに言ってしまうことがあります(笑)
おっしゃっている要望は理解できますし、実際に、そういうマイホームが雑誌などで紹介されていることも、そして、雑誌の取材には応じないだけで、そのような個人住宅があることも知っています。
一方で、その立派な家にお住いの方々って、私からみると「セレブ」なんです。
テレビに出てくるセレブとはちょっと違うのですが、少なくとも、建物だけの本体予算で2500万円以上の高級住宅を購入される方々は、私の中では「セレブ」です。
例えば、住宅展示場のあるような立派な家を見学して、それをベースに家を建てる、あるいは、そのような立派な家を扱っているハウスメーカーで建築される方々というのは、私の中では「セレブ」です。経済的に十分な余裕があるからこそ「立派な家」を建てることができるわけですから。
小川の家は、平均的な年収の子育て世帯を対象としており、建物だけの本体予算が2500万円以上というような高級住宅を求めておられるご家族(セレブ)を対象としておりません。従いまして、雑誌に出てくるような、あるいは、住宅展示場にあるような、家を求めて、私たちにご相談、〜対応してもらえますか?という質問を受けると、うちは、セレブ住宅ではなく、子育て優先住宅の専門店なんです、という答えになるんですよね。要望に応じるとか、物理的、技術的に対応できるとかできないとか、予算があれば、とか、そういう問題ではなく、そもそもの存在する目的が違うのです。
「あなたセレブですか?」
はもちろん、雑談の中での冗談(例え話)ですが、要は、自分があれこれ要望していることは、実は、身の丈を超えていることなのではないか、という冷めた目線も時には必要です。うまくいかない時というのは、なにかが間違っている。
お友達が立派な家を建てたのなら、年収はいくらで自己資金や援助金はいくらで、住宅ローンはいくら借りて、返済はいくらなのか、見えるハコだけじゃなくて、それを叶えるための経済力も確認すべき。じゃないと、比較検討対象にはならない。完成見学会も雑誌の切り抜きも同様です。その施主の経済力はいかほどなのか。
家づくり、マイホームになった途端、その庶民の’普通の’要望は、最高級のメルセデスベンツやレクサスの新車のような内容になる。庶民でも確かにオーバーローンを組めば、メルセデスもレクサスも新車で購入できます。が、それは長くは続かないです。
ちなみに、私がセレブ住宅を手がけない理由は、セレブ住宅を希望する方々は、日々の暮らしや子育て、経済的な問題に関して、困っているわけではないからです。自らの要望を自らの力だけで、叶えるだけの力を持っておられるので、我々がお手伝いをさせていただく必要がない、お役に立てるようなことがない、何より、我々よりもその領域が得意な、その方々にふさわしい他社さんがいらっしゃるからです。
小川の家は、セレブ住宅ではなく子育て優先住宅の専門店。
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