お客様の暮らし

家づくりにどれくらいの期間がかかりますか?〜1日先送りすれば3日先になる〜

スポーツトレーニングの世界では

一般的に体力を戻すために1週間休めば3週間、1カ月休めば3カ月、と休んだ3倍の期間が必要とされる。

「家づくりにどれくらいの期間がかかりますか」
というご質問がよくある。

家づくりに要する期間はほとんど同じです。正式依頼からお引き渡しまで6ヶ月程度。土地の許認可などによっては、1年がかりになります。

ですが、それはあくまでも発注してからであって、発注するまで、つまり、検討を始めてから結論を出して行動するまで、の期間も、カウントする必要がある。

実は、モノづくりに要する期間は短いです。やることが決まっているので、工場の生産ラインのようなものですから。オペレーションが決まっている。

時間が読めない、という部分に関しては、本人の気持ちの整理と決着、夫婦間でのしっかりとした話し合いと意思統一にどれだけ時間がかかるか、です。いや、どれだけ時間をかけるか、です。

自分の気持ちの整理をオペレーション化できている人はそういない。ましてや、一生に一度の買い物であるマイホーム、となると、軽いノリで、サクーンと勢いで、なんて、堅実な方だと、そういうわけにはいかない。

家づくり診断の申込みをいつするか。今日か、明日か、来週か、1ヶ月後か。
個別面談のアポイントをいつにするか。
何気ない1日、1週間、1ヶ月が、あっという間に過ぎていくわけですが、我が家の完成=つまり、あなたが今困っている問題や悩みが解決して、あなたが望む暮らしや日常が現実になる日、というのは、その何気なく、自ら動かずに、深く考えずに、結論を先送りして過ごした期間の2倍〜3倍先になる、ということを正しく認識してください。アマゾンのように、ポチって、翌日〜数日で届くものではないです。

少なくとも、持ち家か賃貸か、の2択に関して、持ち家という結論を出している人は、じゃあ、いつか。いつまで家賃を支払い続けるか、住宅ローンの返済をいつまでに終わらせたいか、というシンプルな問題に対して結論を出す。

家賃をずっと支払い続けますか? はい・いいえ

子どもを今の住環境で育て続けますか? はい・いいえ

最後に、体力はトレーニングで取り戻すことができますが、時間は取り戻せないです。

検討期間の3倍、時間がかかることがわかっているので、私は、家づくり診断やご相談、ご質問を頂いたら、速攻返信を心がけております^^若干間違えても、早く返した方が良いという判断です。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。