初めての方へ

夫から家はプレゼントしてもらえない

「釣った魚に餌はやらない」

子育て優先の家づくりでわかったことの一つです。

「妻が欲しいと言っているから」と言う理由で、ある意味、しぶしぶ、小川の家に相談に連れてこられるご主人は多い。本音は家を建てたくない。建てたいけど、借金したくない、が正確だろうか。

とはいえ、妻はと言うと、結婚指輪と同様、私の想いをくみ取ってくれて、いつか必ずプレゼントしてくれるものだと期待する。当てにする。きっと自ら動いてくれるはず、だって私と子どものことを愛してくれているはずだから。

そもそも、妻と子どもに、日常のよりよい暮らし、そのために必要な住環境を与えてあげようと本音で思っているご主人であれば「妻から求められる前に自ら行動します」

プレゼントする夫は妻と子供のために、家を、マンションであれ中古であれ、住宅会社であれ、自ら探してくるわけです。自ら探すことをしていない時点で、夫から家をプレゼントされることなどない。ましてや、自分が望む暮らしを叶えてくれるような家を、マイホームをプレゼントしてくれるなんてことはあり得ないわけです。すでに現実が証明している。

なぜ夫は釣った魚に餌をやらないのか?

結局、甲斐性の問題です。

鈍感で、気づかなかったとしたら、気付いた時にはサクッと行動しますよ。しぶしぶでも行動しますよ。気に入らないことでも飲み込みますよ。なぜなら愛しているから。

私は「なんとかしたい」「心豊かに健康に暮らしたい」と心から思っている母親に知恵と力をお貸しするだけです。

何度でも言いますが、

夫が家をプレゼントしてくれることなんてあり得ません。
プレゼントしてくれる夫であれば、とっくにプレゼントしてくれています、あなたが探す前に。

妊娠出産、育児、子育て、炊事掃除洗濯家事、さらには共働き。そんな日常の厳しさの中で、やっと見つけた小川の家。直感的にいいなと思った小川の家。それを夫に伝えると「つべこべ言う」

「俺を納得させてみろ」とマウントポジョションで攻めてくる。家事育児に追われながら、夫を説得しなければならない。説得するにはどうすればいいか。夫の質問にはうまく答えられない、なぜなら直感、主観だから。「いいな」と言う感情を、なんとか解決したいという想いを、論理的に文章や言葉で伝えて理解してもらうなんて、至難の業というか、無理です。口では家を建てたいという。それ、嘘です。家を建てたいのが本音なら、先に夫が動きます。妻を説得する形になるはずなんですよね。

命懸けで産んだわけですよ。

出産に立ち会うかどうかなんて、大した問題じゃない。毎日毎日24時間365日、これからうん10年と続く日常の暮らしの質を決める住居をどうするか、そこにしっかり向き合ってくださいよ、って話です。そして、自分の稼ぎと年齢と稼ぐ力と預貯金の残高に向き合ってくださいよ、って話です。

母親が自らの生き方に結論をだし、覚悟を決め、結論を夫に伝え、それが夫に伝わり、夫が変わり、夫婦でともに、結婚の時誓ったゴール、赤ちゃんを授かった時に描いたゴールに向かって、遠に歩き始める場に立ち会っていく、伴走していくのが私の役割。そんな両親の姿を見て、子どもの目が輝く。

幸せな家庭って、餌をやり続ける必要があるわけです。

毎日、また一歩前進した家族、夫婦と、幸せな人生を構築していく、その過程を共にできる喜びを感じながら仕事ができます。一方で、ツベコベ言う夫への苛立ちもありますが、ま、要するに、つべこべ言うもんなんだよな、という達観もできるようになってきました。

つべこべ言われたら「それで、あなたは、どうするの?」と問うてあげてください。

「私が喜び、納得する、幸せに暮らせる家を、あなたが全て段取りして、私に提案してください」と。

家づくり診断サービスでは、無料で、願望を叶えるために知恵を力をお貸ししておりますので、ぜひ活用されてください(申し込みはこちら)。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。