初めての方へ

自分が買えないものを検討しても意味がない(なぜ庶民なのに住宅展示場に足を運ぶのだろうか)

妻の慰労で、ランチでお寿司を食べに行こうと思います。

お店を探すわけですが、お店の雰囲気はもちろん、
・場所
・予算
をクリアすることが大前提です。

というのも、自分が買えないものを検討しても意味がないからです。
価格については、お一人様5千円以上は候補から外れるし、エリアについては、東京や大阪のお店は対象外になるわけです。

例えば、車の購入を検討中だとします。
予算:200万円の人が、1000万円のベンツを検討することには意味がありません。

ところが、家づくり、となると

「この自分が買えないものは検討しても意味がない」といういつものフィルターが作動しなくなる人が多いのです。

多くの庶民が、住宅展示場に足を運ぶわけですが、世の中を見渡して、展示場に建っているような個人住宅、見たことありますか?私は、ない。
自分が買えないものを見に行って検討する(住宅業者は検討させる)のはなぜでしょうか?
業者からすると、100人に1組か、1000人に1組か、背伸びして、住宅ローンを目一杯借りてでも建てる家族がいるからです。その家族がガッツリお金をたくさんかけてくれれば、十分元が取れる。あるいは、目一杯を見せておいて、妥協させたとしても、その妥協点は、常識的な範囲よりも遥かに高額になる。つまり、2000万円の予算が3000万円に、3000万円の予算が4000万円に、なってくれるわけです、7000万円〜1億円のものを見せることで、体感させることで。

私は現実主義者で合理主義者なので

平均的な収入のサラリーマン家族が買えないようなものを商品として作ることはしないですし、本人がいう要望のレベルが本人が「買えない」レベルだと「無理です」と応対する。要望に応じて、背伸びさせて買わせるような業者ではないので。

その判断に対して「夢がない」とか「要望を聞いてくれない」と受け取る人もいますが、無理なものは無理です。私が無理なのではなくて「その方の経済力では無理」なのです。

私はお寿司のランチに1万円も支払えるほどの経済力はない

だから、1万円のお寿司は検討対象ではないです。五千円のお寿司を食べながら、1万円のお寿司と比較することにも意味がないです。だって、1万円支払っていないわけですし(支払えないわけですし)。

マイホーム検討中の方は、検討するなら、あくまでも「自分が買える範囲のもの」にする方が無駄な労力を減らせますし、何より、不平不満が減ります。欲しいものと買えるものとは必ずしも一致しません。もちろん、買えるものの中で欲しいものを買うわけで、買えるからといって、欲しくないものは買わないです。それは捨てゼニですし、何より、望んでいないし、ハッピーじゃないから。

妻の慰労のための、お寿司のランチの予算が5千円だからといって、千円の回転寿司にはいかないように。

 

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。