私たちの考え

なぜわざわざ長崎の住宅会社に頼むのか〜延岡の上棟式に問う〜

12/27 T部さんの上棟式に出席するため、延岡へ。

T部さん(奥様)が小川の家を知ったきっかけは、お友達のFacebookで弊社のことを「いいね」していたからだとか。当時は福岡在住。ご主人のふるさと延岡へUターン、転職後、弊社にご相談、家づくり診断、面談体感、正式依頼を経て、土地探し、住宅ローンのこと、お金のこと、身内のこと、一つ一つ乗り越えて、今日のこの日を迎えました。Tさん夫婦、よく頑張った!

いろんな方から質問されると思うんですよね、なぜなぜなぜ?って問われるわけです。

「どうしてマイホーム買うの?)」

(賃貸でいいじゃん。借金してまで買う意味がわかんない)

「どうしてマンションじゃやなくて、一戸建てなの?」

(マンションが便利じゃん。庭とか要らないし、面倒じゃん)

「どうして中古じゃなくて新築なの?」

(中古の方が安いじゃん)

「どうして今なの?」

(急がなくてもいいじゃん)

「どうしてこの土地にしたの?」
(他にもっと安くて便利なところあるんじゃないの?)

「どうして木の家なの?」

(高いでしょ?木の香りとか別にいらないし)

問い始めればきりがないのですが

「どうして長崎の会社なの?」
(地元に住宅会社、工務店、たくさんあるじゃん)

「なぜ、わたしは、わざわざ長崎の会社に頼むのか?」

「なぜ、わたしは、小川の家に頼むのか?」

「なぜ、いま、なのか?」

ずうううっと、それこそ、吐き気を通り過ぎるほど、脳みそがちぎれるほど、考えに考えた、自問自答を繰り返したわけです、奥様も、ご主人も。

他の人に聞かれなくても、自分で問い、自分で考える。

他の人に聞かれるから、問い、答える。

うまく言葉にできない。

うまく言葉にできないからといって、それはよく考えていないのかというと、そんなことはない。

実際に、近所の建売住宅やマンション、中古住宅を買う方が、近所の住宅会社や工務店、大手のハウスメーカーに頼む方が、よっぽど考えなくて済む。楽です。何かを問う必要など生じない。考えるとすれば、せいぜい、どっちが得か。何が付いているかついていないか、金額と広さと設備、損得勘定ぐらいでしょうか。これらはすべて数値化できて、可視化できるもの、測りやすい。

ところが、わざわ長崎の住宅会社に頼むなんて、これはもうある意味、正気の沙汰ではない(と思われる)。怪しげな新興宗教に騙されているのではないかと。

私からすると、延岡在住のT部さんに家づくりをさせてもらいたいと思って、この事業をやっているわけではないです。

私は、日本の子育ての住環境をなんとかしたい。
笑顔で心豊かで健康に快適に育児子育てを楽しめる住環境を、日本の子育てのスタンダードにしたい、そういう志に基づいて事業を営んでいます。

子供を伸び伸び健康に育てたい、笑顔で育児子育てしたい、それって、べつにセレブが望むことではなく、庶民が望むことではないかと思っているわけです。だから、庶民でも、平均的な子育て世帯の収入でもそれが叶うような子育て住宅を作って届けられるようにしよう、全国どこでも、それができるようにしよう、それを仕事としているわけです。

そういう思いや志、価値観をネット媒体を通じて、情報発信し続けることかれこれ20年近く。私の、ベタなスピリッツ、価値観にに共感してくださる方が、たまたま長崎市内の方なのか、それが福岡の方なのか、今回は延岡のTさんだった。その共感してくださる方が幸福な人生を過ごせるよう、全力でお手伝いをさせていただくわけです。

なぜ、わざわざ借金してまで家を建てるのか?
なぜ、小川の家なのか?
これは私も毎日自問自答し続けています。

家を建てる目的は何か?を問うてるわけです。

これは正解があるわけではなく、自分の考えがあるだけです。

自分の考え、自分達夫婦の考え、それが答えです。

親兄弟、親戚や不動産業者、専門家の意見は全く関係ない。他人がマイホームを購入した目的など、どうでもよいわけです。他人に説明がつくかどうかなど、関係ない。ましてや理解や納得など、必要ない(理解や納得が得られるに越したことはないけれど、それは必須ではない。なぜなら自分の家であり、自分の人生だから)

延岡へ向かう途中、なぜわざわざ長崎の小川の家なのか、どう答えるのが適切なのか、私なりに改めて考えました。

当日、T部さんに伝えたのは

小川の家に依頼した理由を聞かれたら、こう応じてみてください

社長さんが、日本でいちばん、子育てにいい家づくりにこだわっているから。
最高の子育て住宅を私たちのような若夫婦でも手が届く価格で実現してくれるから。
自分達が大切にしたいものと、小川の家が大切にしているものが同じだったから。
直感で、ここ!って思ったから^^

妻が真剣に考えた末に、夫に「ここ(小川の家)がいい」と伝えた時、

多くの夫のリアクションはふたつ。
ひとつは「他にもっといい会社があるんじゃないか」
もうひとつは「騙されているんじゃないか」と。
これは要するに、夫が妻を信頼していない、妻の価値判断力を信用していない、ということです。

「今建てたい」といったとき

「もう少し先でもいいんじゃないか」
「急がなくてもいいんじゃないか」

僕は思うんですよね、

妻が選んだのは、だれですか?

あなたを選んだのは、誰ですか?

世の中には、もっといい男(いい女)がいたかもしれないし、結婚するのも、いまじゃなくてもよかったかもしれないし。

要するに何が言いたいかというと、自分の直観、主観、価値観で自分の人生は構成、構築されているわけですから、自分の考え、自分が大切にしているもの、自分が信じているものを、信じて、それを取捨選択して生きていきましょうよ、それが自分の人生を生きるということだし、それこそがまさに、幸福な人生につながっていくのではないでしょうか。

今年もたくさんの出会いに感謝です^^
たくさん必要としてくださって感謝です^^

来年は、父が創業してから50周年の節目です。

一つの到達点にいく、そう確信した年末となりました。

来年もどうぞよろしくお願いします。

良いお年をお迎えください。

いいですね、ラブリーな夫婦のショットは^^
困難を乗り越えた夫婦の絆はより一層深まるのでは^^

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。