心豊かで健康な暮らし

迷わず(子どもの命より)新車を守る

車が生活必需品の家庭は多い。

ただ、夫の年収300万円台の子育て世帯の車

「300万円の新車でなければならない」理由は

どこにあるのだろうか。

世を見渡せば、

超リッチな子育て世帯がいかに多いかを

新型セレナを筆頭にワンボックスカーの販売台数が立証している。

彼らの資金源はどうなっているのだろうか。

頭金50万円+ローン250万円

家賃4万円+車のローン月々1万8千円、ボーナス10万円の7年払い

劣悪な住居で、

「夢は、木の家のマイホームで子育て」と笑顔で話し、

実際は、わずかの貯金をはたいて、

まず、新車を多額の借金で購入する。

借金に踏み切れる背景には、子ども手当もある。

2人分2万6千円は、「車のローン返済の安定財源」には都合がよい。

エコカー減税+購入補助だけでなく、

(国が)車の借金返済まで肩代わりまでしてくれる。

ちょっと賢い夫婦なら

「いま、買わなきゃ、損!」と判断する。

最近の相談には、新車を多額の借金で購入したばかりの子育て夫婦が多い。

私がお伝えするのは

「その新車、下取り価格が高いうちに、手放して、安い中古にしましょう」と。

車はあとでも買えますが、

車の借金があると住宅ローンは貸してもらえないことを伝えます。

すると同じ判断が返ってきます

     ↓

「新車は、生活必需品なので、手放せません」

わたしへの相談の前提と目的は

「子どもの心身の健康を考えて、住まいを変えたい」というもの。

つまり、

住環境が子どもの命に大きな影響を与えることを認識したからです。

ところが彼らのものさしでは

「新車は、子どもの命より重い」

岸壁で、

子どもと新車のどちらを先につき落とすか迫られた時

「迷わず、(子どもの命より)新車を守る」

ということを意味します。

そんなこと、あり得ない?

いやいや、これが私が直面する

現代の優先順位のスタンダードです。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。