お客様の声

子育て優先って、親が犠牲になれってことですよね?

子育てを優先した家づくりについて説明すると

「親が犠牲になれってことですよね」

と受け取る方がいる

この解釈は、今に始まったことではなく、十数年たっても同じ解釈をする方がいる。正直、わたしはこの解釈が理解できない。何年経っても理解できない。

なぜ理解できないのかと考えてみると、わたしがそもそも何かを犠牲にして、何かをする、何かを得るために、何かを犠牲にする、そういう物事の見方、捉え方、生き方をしないからではないかと。

小川の家の家づくりにおける最大の特徴のひとつに、誰からも、なにも搾取しない、という方針がある。

具体的にはどういうことかというと、

家づくりに関わってくださるすべての専門業者さんたちに、

・見積書通りに代金をお支払いする(値引きや値下げを要求しない)

・タダ働きをさせない(成功報酬で働かせない)

・それぞれの専門領域のプロフェッショナルとして尊重する

を実践している。

小川の家の家づくりの目的は、お客様ご家族の幸福な人生の構築に貢献することにある。

そのためには、そのお客様家族の家づくりに関わる全ての人が幸福な気持ちで働ける必要があるとわたしは考えている。

わたしの経営者としての理念、プロとしての職業倫理観です。

誰かの何かの搾取に基づいて、他の誰かがハッピーになることなどありえない

(近江商人はこれを三方よしと表現した)

子育て優先とは子供がのびのび健康に育つことを最優先するという子育て観、人生観、家庭観。

これはシンプルに、

子どもが笑顔で毎日健康に育つ姿を見て幸せだと思う感受性の問題

それを叶えるために、何がしかの必要な努力がある。

その努力をすること、現実的な努力をする行為を、あるいは、経済的な事情で何かを諦めることを、わたしは犠牲だとは解釈しない。

いま、お客様の声を整理しています。

弊社井上(旧姓:井村)から過去2年間にわたるインタビューデータをもらい、すべてを読み返しています。

なんと、33,000字!A4で40ページの分量です。

読み返してみると、小川の家のお客様家族の考え方、思考や態度の変化、そして手に入れた暮らし、それぞれの段階での言葉は格言レベルです。

その中に共通することは、

子どもがのびのび健康に笑顔で暮らせること、それは夫婦にとっていちばん大切で、幸せなことだということ。

家庭が笑顔である、それが手に入ったことでますます笑顔になっている。

その中に共通することは、
住まい選び、マイホーム購入において、どなたも子育て優先を選択する判断を、親が、夫婦が、夫が、妻が、自分が犠牲になるなんて、解釈していないこと。

子育てを優先することが夫婦の、親の犠牲の上で成り立っているなんて、考えたこともないのではないでしょうか。

人によっては、ちょっとした努力や習慣や優先順位を変えることを犠牲という言葉を使うのかもしれません。

百歩譲って、親が、自分が犠牲になったとして、それで愛する我が子が毎日笑顔でのびのび暮らせたら、育ったら、それでいいんじゃないでしょうか。そこに何の問題があり、失って困るものはなんなのでしょうか。

我が家には3人の子どもがいます。
それぞれ個性的で、しっかり育ってくれています。生意気です。
わたしは意識していませんけど、子育て優先です。もちろん、仕事もしますし、健康のために、非常識な距離を走ったりしますが、生き方の根幹は子育て、家庭優先です。何かを犠牲にして家庭を優先しているなんてことは、一切ありません。

自分の価値観の中で、人生にとって、大切なものを大切にしているだけです。そこにあるのは、犠牲ではなく、優先順位付けとわずかな努力と創意工夫だけです。

子どもの立場で考えてみたらどうなるのでしょうか

父親や母親が
「おまえのおかげで、遊ぶ金が減った」
「おまえがいるから、趣味に使う時間も金もない」
「おまえのせいで、通勤時間が長くなった」
(つまり、子どもの存在のせいで、親が犠牲になっている)
なんて思っていたとしたら。

口に出さずともそういう物事の見方をしていたとしたら。

現代の日本社会では「愛情がわからない」という親や子どもが増えていると言われています。

「(親になったけれど、我が子の)愛しかたがわからない」
「(優しくされても)愛されかたがわからない、愛されているかどうかわからない」

といった問題です。

子育てを’優先’すると、親の犠牲が発生するのではなく、子育てそのものが親(自分)の犠牲を生じさせているという受け止めかたなのではないでしょうか。

少なくとも、小川の家の子育てを優先した家づくりは、これまでの実績で判断する限り、お客様家族みんなを幸福スパイラルにもっていってくれています。

仮にそれを親の犠牲の上で成り立っている、という受け止めかたを、お客様ご自身(夫婦のうちどちらか)がしていたとしても、その犠牲で全体として家族がハッピーなら、それが幸せな家庭を築くという結婚式での誓いと自身への約束を実践しているということではないでしょうか。

写真は息子と市民プールへ行った帰りの車内にて。

中学に入り、水泳部に入部して、スイミングクラブと並行して頑張って泳ぎ込んでいます。

わたしも元スイマーなのですが、昨日は隣のコースで初めて一緒に競争しました。
まだ勝てましたが、年内には負けると思います。
仕事を抜けて市民プールへ行ったのですが、わたしはこれほど幸せなことはないと感じましたし、彼が育っていく中で、彼を育てていく中で、何かを犠牲にしたなんて、思ったことは一度もないし、これからもない。それどころか、子どもたちのおかげで素晴らしい人生を歩ませてもらっている。

小川の家は、子どものおかげで、こんなに気持ちのいい家で暮らせる幸せな人生になりました!という家族のためにこれからも頑張ります!

親が犠牲になってもいいじゃないですか^^
命を犠牲にしろって話じゃないわけですから。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。