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なぜ小川の家は他社と競争・競合しないのか~家づくりの目的は受注・売上ではないから~

小川の家は他社と競争・競合することはしておりません。
理由はシンプルです
ご相談・ご依頼頂いたお客様ご家族の幸福な人生の構築に貢献することに全エネルギーを費やすためです。

一般的な他社・他者との競争、競合に関わると、
提案はもちろん、商品開発からなにからなにまで
思考や判断基準がどうしても「他社に勝つにはどうすればよいか」
になってしまうからです。

常に競争状態にあると
提案・商談・接客・打合せの目的(優先順位)が
競合する他社に勝つこと
になってしまう

お客さま家族の幸福な人生の構築にとってどうか、よりも
競争相手である、○○ハウス、○○工務店、○○建設
マンション、中古住宅、リノベーションに勝つにはどうすればよいかが優先されてしまう。

家づくりの相談にいらっしゃる方々はみなさん、大なり小なり、いろんな物件を見聞きしてくるわけです。中古も検討する、マンションも考えてみた、大手ハウスメーカーも考えた、友達の家も見た、モデルハウスの見学にも行ってみた、営業マンの話、不動産業者の話、知人友人の話、ネットの情報などなど
どの程度意識しているかはさておき、無意識レベルでも比較検討しています。当然です。
どんな商品を購入する場合でも、比較検討は誰でもいつでもどこでもやる。

私たちつくり手が何を大事にしているか。

競合・競争といっても、自動車メーカーであれば、自動車会社の数や車種は限定されいますから比較できます。
ところが、マイホーム、戸建住宅となると、選択肢は無限なんです。競合他社といっても、知り合いの大工さんからはじまり、大手ハウスメーカーまで。それに加えて、中古物件も玉石混交。マンションもある。品質はすべて違うし値段も違う。提供される価値(暮らし)は、すべてまったく異なるわけです。
気にし始めると、キリがない。
そうこうするうちに、自分たちが大切にしたいものは何か、大事にしたいものは何か、仕事を通じて何を提供したいのか、分からなくなってきてしまいます。

私が競合の世界から決別したあるエピソードがあります。
それは2002年のあるお客様の時のことです。
大手ハウスメーカー含めて、7社競争・コンペでした。
当時は、受注競争は当然で、毎回のように、いろんな会社や物件との競合・競争でした。
私がそうしたわけではなく、相談者がそういう条件で、相見積りなどで、競争させる、その方の立場で、いちばん条件のいい会社に頼む、という常識的な、ごく一般的な住宅業界の競争の中にいました。
結果は、それらの競争に勝ったり負けたり、です。

7社の競争に勝ちました。選んで頂けたことに涙しました。有難かった。
他方、同じようなやり方でこの仕事を20年、30年続けることが果たしてどうなのか。
立ち止まって考える機会となりました。

そもそもなぜ家づくりの仕事をしているのだろうか。

仕事を受注するためか?
家族の幸福な人生に貢献するためか?

受注・売上のための仕事(営業・商品開発)ではなく
家族の幸福な人生の構築に徹することで仕事をさせて頂く
という方針に大転換しました。

目先の受注(売上)のために、都合のよい話をするような営業トークはしませんし(以前もそれはしていなかったのですが)、○○ハウスは○○だから、お宅が○○でやってくれたら、小川さんに頼んでもいいけど的なご相談には辞退させて頂くようにしました。

世の中には、日本には、
マイホームをできるだけ安く手に入れたい、という消費者もいれば
家族が幸福に暮らせるマイホームが欲しい、という消費者もいると信じています。

子どもがのびのび健康に育つ
家族が心豊かに快適に、安全、安心して暮らせる家を
手頃な価格で欲しいと願う父親、母親は必ずいると信じています。

小川の家はそんな家族のために全エネルギーを使う。
他社と競合も競争もしませんし、他社を意識して、住宅を開発することもしていません。
家族が幸福な人生を過ごすために必要な家を創造して、製造して、届ける。

家づくりは、結婚相手選びと同じように例えられることがあります。
価値観が合う、信頼関係が築ける、経済力も見合っている。

結婚相手を決める際に、
「二股、三股かけて、決めます」なんて条件で結婚しても
それが幸福な家庭生活につながるとは思えないんですよね^^

ちなみに、私自身の個人的な性格として、誰かと競争するのが苦手なんです(辞退する)。
負けず嫌いではないですし、勝ち負けにもこだわらないし、そもそも誰とも闘いたくないのです^^
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家づくり診断申込み・お問合わせ:
メール:info@ogawanoie.jp
電話:095-879-7888(平日9時~17時)

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。