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貯蓄額は世帯収入に比例しない

家づくり診断サービスを開始して、10年以上になります。
昨秋スタートした匿名でできる資金診断サービスも含めて
延べ1000組以上の子育て世帯の家計の実態を詳しく知りました。

そこで明らかになったことは

貯蓄額は世帯収入に比例しない

ということ
貯蓄がゼロという世帯も数多くいるわけですが、
貯蓄ゼロあるいは、
200万円未満の方がおっしゃるのは

「収入が増えれば(貯蓄できる)」

過去から現在までの家計支出で
実際に何にいくらお金を使っているかというと

貯蓄がある人との明確な違いは以下のふたつ。

車を借金をして買うか

民間の生命保険に月額1万円以上使うか

それぞれの理由はありますし、
貯蓄がたくさんあるからいいとか、
ないから悪いとか
そういう話をしているわけではありません。

貯蓄ができるかどうかは
収入の多寡の問題ではなく
お金の使い方の問題だという事実を
知識として知ってほしい。
(家賃の額も関係ない)

マイホーム願望があるかどうかと
貯蓄しているかどうかは関係ありません。

子供の教育費しかり、
失業や病気の時の生活費しかり、
親兄弟に何がしかがあった時の出費しかり
独身ならまだしも
結婚して家庭を持った以上は
夫婦で協力しあって、コツコツ貯めておくことは大事です。

実際に、
子供をのびのび健康に育てたい
家族笑顔でイライラせずに暮らしたい、
だから「家を建てたい」という相談を受けても、
収入の問題ではなく、貯蓄額が極めて少ないために、
お断りせざるを得ない事例が多々あるからです。

お金の使い方をよく考えて判断することは
夫婦が家族の人生をどうしたいのか、
を描き、それ実現していくためにも大事です。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。