心豊かで健康な暮らし

Sさまの引渡しに思うこと〜家なんて、暮らしと人生の道具にすぎない〜

 
昨日はSさま(長崎市豊洋台)のお引渡し。
ご長男の満1歳の誕生日を新居で迎えることができそうです(ギリギリ引越し)。

子育て優先の家づくりを掲げ、それに徹して15年超。
気がつけば、全国22都道府県、162棟も建てさせていただき、有難いことです。
アパートの一室に入居するのは簡単ですが、他方、転勤や退去勧告などの強制的な事情以外で、自らの暮らしと人生をよりよくするために、そこを出る、という判断、実行というのは容易ではありません。
たとえそれがマイホームではなく、賃貸であっても。
良くも悪くも人間は慣れる。
これまで多くのご家族の家づくりを任せていただいた経験からいうと、何かの転機というか、(我慢の)限界を超えるというか、赤ちゃんを授かるなどの大きな環境変化が伴うときに、行動する決断ができるような気がします。
だからといって、同じような状況に置かれたすべての人が行動できるかというと、そういうわけでもない。
経済力があることと、決断実行できることとはイコールではない。
経済力なんて、程度の差にすぎず、やるかどうかにはほとんど関係ないからです。
人生どうしたいか、
どう生きるか、
どんな子育てをしたいのか、
ただその一点に尽きるのではないでしょうか。
家を建てるということは大きなことではあります。
でも、周りを見れば分かる通り、
家を建てる決断、マイホーム購入において、特別な能力、多大な経済力が必要かというと、そんなことはありません。
家なんて、暮らしと人生の道具です。
家づくりは、それを手に入れるための手段です。
このままではイヤだなあ
育児子育てを笑顔でしたいなあ
なんだかなあという問題を片付けるというお仕事を、役割を、
引き続き、任せて頂けるよう精進します。
家づくりのご相談:info@ogawanoie.jp
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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。