初めての方へ

家づくりが具体的に進まない理由②

夫婦仲は良いんだけど、、、

具体的に進まない理由のひとつは

さほど困っていないから

いまの住居でそこそこ満足して暮らしているのであれば、あえて、わざわざ、借金してまで、家を建てる必要はないです。

もちろん

「さほど困っていない」

といっても、どの視点で見たらそうなのか?という問題もあります。

「自分はいま」さほど困っていない
「子どもは外遊びもできず」困っているかもしれない
「快適な暮らし」という視点で見ると困っているかもしれない
「30年後、賃貸のままだと」困っているかもしれない
など

ずっとこのままの暮らしが続く、と考えると、それは困った問題かもしれない。
住宅ローンの返済期間を考えると、ヤバイかもしれない。

いずれにしても、昨日今日明日の生活拠点で困るわけではない、というのは家を建てるかどうかにかかわらず、皆さん共通です。
家を建てる人が切羽詰まっているかというと、そういうわけでもない。ただ、深く考えてみると、毎日のストレスがずっと続くなんて、耐えられない、そういう人生は嫌だな、妥協したくないな、という意味で「困っている」から家を建てる、という選択をするのだと思います。少なくとも小川の家を選んでくださる方というのは「マイホームが欲しい」からではなく「よりよい人生、育児、子育て、暮らしを過ごしたいから」です。日常にストレスを抱えていて、それはいままではガマンしていたけれど、ここから先もずっとガマンし続けるなんて嫌だな、と。

で、そのいろんな小さなストレスがたくさんに重なり、連なっていく暮らしと人生を変えたいから家を建てる、小川の家を雇う、わけです。

視点を変えれば物の見方は変わり、評価も判断も変わります。
たとえば、駅に近くて家賃が安くて便利、だけど、子どもがのびのび安心して外遊びできるか、家の中で歌って踊れるか?となると、それはできない。これは子どもの健やかな成長にとってたいへん困った問題といえる。

困っている問題とは、思ったことができない、理想と現実のギャップ、進みたい方向を妨げる障害のこと。

いまの住居が自分が望む暮らしと育児と子育てと人生を後押ししてくれるのか、それとも障害となっているのか、ぜひ見つめ直してみてはいかがでしょうか。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。