子育ての住環境

陰気は染み付く

10月ですね
今年もあと3ヶ月

打合せなどでお客さんのお子さんと会うのが楽しみです。
なぜかというと、驚くほど成長しているからです!

ハイハイしていたと思ったら、次に会う時にはつかまり立ちしている。
何年も経過しているわけではなく、ほんの数ヶ月。

ご夫婦はというと、見た目はほとんど変わってないです^^
でも、いろんな変化があります。
それは家づくりが具体的に進むにつれて、笑顔が増えるとか、夫婦の距離が近づいてくるとか、要らないよね、という言葉が増えてくるとか、奥さんがこざっぱりなってきて、ご主人もスッキリしてきて。引っ越しはまだ先なのに、未来が見えているというか、希望が生まれてきているとか、早い話、幸せオーラなんですよ。

家づくりの相談で、成功していく人に共通していくのは「時間を意識する」人。自分(大人時間)ではなく、子供の時間、子供と過ごせる時間をきちんと意識できる人。

逆に、うまくいかない人はというと、時間を意識しない。命は永遠だと思っている。
赤ちゃん連れてきて「(家を建てる時期は)この子が小学校上がるまでに」という。
要するに「困っていない」わけです。
夢や要望や欲望や見栄や他人との比較は山のようにあるのでしょうけれど、リアルがない。願望がない。子供にとってどうかという視点がない。

私は良い子育て、幸せな家庭生活を過ごすには、良い住環境が必要だ、という考え方です。良い住環境とは何かというと、人間が心身健康に快適に、安心安全に、暮らせることを最優先して考え、丁寧に作られた住環境のことです。

陰気は染み付く、と私は考えます。

綺麗な花嫁姿も、陰気な住居で家庭生活、子育てを強いられれば、いつのまにやら、陰気になっていきます。気付かぬうちに。

人生は短いですし、子供が子供でいる時間、子供と過ごせる時間はもっと短いです。寿命が伸びるとはいえ、80歳、90歳まで現役同様、稼ぎ続けることはできない。

経済力は限られていて、それもものの数分で、明示される。
時間も同様で、自分も子供も3年後には3歳、歳をとる。
わかりきった状況の中で、どうするか。判断力が試される。

まあ、別に、どうでもいいっす、という人もたくさんいると思うんですよね。家賃が安ければそれでいい、と。先のことは考えない。それはそれで小川の家とは縁がないわけですが、少なくとも弊社に資料請求したり、体感会に足を運んでくださったり、このブログを見たりしている方は、どうでもいいとは感じていないわけで、今の住居での人生に満足していないわけです。

ずっと今の住居に住み続けるつもりはない、というのであれば、経済力と時間をきちんと自覚して、判断する必要がある。判断しないということはイコール、今の住居に住み続けるという判断、選択をしていることになる。

賃貸ライフにおいて、年齢とともに、より良い物件(家賃が上昇する)に引っ越し続けることができる人というのは、極めて稀。ほとんどの方が、今の家賃支払いが苦しくなり、さらに安い賃貸へ移らざるを得なくなる。家賃が安いということは質が低いということ。暮らしの質、人生の質、生活の質が落ちていくわけです。その原因は、稼ぐ力の差ではなく、判断の違いです。

来年の今頃も、今の住居のままで生き続けるのか。2年後はどうなのか?3年後は?5年後は?経済力は?子供の年齢は?ひとつひとつ自分の人生ですから、きちんと紙に書き出して、どうなるのか、どうするのか、そろばんを弾いてみてください。

自分ではよくわからない、というのであれば、無料の家づくり診断サービスを通じて、サポートさせていただきますので。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。