2,500円の使い方
9月の出張の際、偶然「かっこいいな」と目にとまったのバーの看板
バカラ直営のBarらしく、外から察するに敷居が高かった。
まあー、何事も経験なので、
次回機会があれば、のぞいてみようと思っていた。
先週、関西出張の際、梅田界隈に宿泊。
久しぶりにホテルに早く着いたので、
勇気を出して、一杯飲みに行くことに。
なかなか、入口まで長い。
何より、階段の一歩ずつが、
その奥への雰囲気作りを演出し、
その豪華なつくりが、敷居をさらに上げ、
引き返す人も結構いるだろうと容易に推察できた。
最後の重たい扉を開けてみた。
うーん、渋い。
メニューをみた。
○○ 2,500円
○○ 3,000円
○○10,000円
※○○はそれほど特別高価な酒類ではない
何の金額なのか、しばらく考えた。
少しわかってきた、
グラス一杯の値段である。
悩んだ末に、タンカレーを頼んだ。
1枚2,500円のジントニックである。
壁面の超カッコイイ扉を
超イケメンのバーテンダーが開けた。
そこには、バカラのグラスが証明とセットで並んでいた。
シブーイ。
もちろん、お酒も美味しゅうございました。
学生時代から結婚するまで、
飲み会&バーは大好きだったが、
最近はお酒すら殆ど飲まなくなった(笑)
※当時を知る友人・後輩たちからすると、
ほぼ禁酒の私の現状には驚くというか、
まず信じないだろう(笑)
とはいえ、たまには「一杯」飲みたくなる。
1杯1,000円の酒を10杯飲めば1万円かかるが、
1杯であれば、最高のお酒を、最高の空間とサービスで飲んでも2,500円しかかからない。
パリのホテル・クリヨンのコーヒーとサンドイッチ4,500円に比べれば、チャージ料込みの3,500円なら、敷居も値段も大人の息抜きとしては、それほど高くもない。
機会があれば、
また一杯だけ飲みに行こうと思う。
※店舗側からではなく、外(歩道)から入る方が楽しめます。