家づくり相談は人生相談
9/18(月)
諫早市にて、依頼主と完了立会い。
その後、完成体感会
依頼主には、すごく喜んでいただき、良かったです^^
(娘さんのテンションと表情、寝転がる姿が、彼女の明るい未来と小川の家の存在意義を確信させてくれた^^)
住宅建築販売は他のモノづくりと比べて根本的に異なる5つの特徴があります。
1.試作品が作れない
2.買い替えが極めて困難
3.家族みんなの人生に大きな影響を与える
4.すべてが一発勝負の現地生産(工場で作ってデリバリーできない)
5.必ず必要(持ち家かどうかに関わらず、必ず誰かが作ったモノを生涯使う、お世話になる、生命と財産を預ける)
住居は、家族の暮らしの質、人生の質、心身の健康状態やコミュニケーションに大きな影響を与えるにもかかわらず、家を建てるという行為がハードルが高すぎる、高額すぎる、決めなきゃいけないこと、選択肢が多すぎる、面倒臭い、ということで、結局、不平不満不快であってもいまの住居のままで辛抱、我慢しちゃう人が多いわけです(賃貸だからといって、誰でもそう簡単に引越しできるわけではない)。
実際に家を建てようと動き出すと、寝た子を起こす事態になる場合もある。
一方で、住居の問題にケリをつけないと、落ち着かない悶々とした状態がずっと続き、年齢経過とともに、経済力は失われ、結局、ひどい住居で晩年を過ごすことになる。
家づくり、マイホーム購入を、損得で勘定したり、ショッピング、こだわりの実現という位置付けの方も多いわけですが、
小川の家では
「家族の人生どうするの?」
「子育てどうするの?」
「日々の暮らしはこれでいいの?」
「このままで本当にいいの?」
という本質的な部分にフォーカスして、そこから未来を描き、我が家にとって最適な家を選び、その道具を手に入れる手段として、家づくりを共にする、というスタンスです。
体感会を通じて、モノとしての住宅をご確認いただくわけですが、そこで大事なことは、広さや間取りや費用のことよりも、家族と自分の人生をどう描くのか、ということ。ですから、家づくりの相談イコール人生相談になります。
そもそも今の住居のままで満足しているのであれば、体感会に足を運ぶことなどしないし、資料請求もしない
今日も短い時間でしたが、体感いただいた方と人生についての対話ができて、今後の判断基準に関して、新たな視点というか、参考になるであろう助言を少しはできたのではないかと思います。
(実際に体感すると、その住空間の快適さがわかりますし、今の住居との比較もできるので)
毎日使う台所。ここに立って、何を見て、どう感じて、人生を歩むのか。
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