子育ての住環境

入居は簡単。

9/5(火)
三重県津市在住のIさまの祝プラン誕生!

全国転勤族のIさまが子育ての地として選んだのは大村市。
家を建てると決めても、土地を決めなければならない。
遠方から土地を調べて決める、というのは簡単ではない。
縁あって、バチっと決まりました。
決まったのではなく、Iさんが決めた。
ぼくはそのお手伝いをさせていただいただけ。

三重県への移動の飛行機やバス、電車の中で、Iさん家族のこれからに想いを馳せる。
ふと、土地が決まる人とそうではない人とのちがいはなんだろう?と。

「家を建てたい」→「家を建てる」と意思決定したのであれば、それとセットで「どこに建てるか」も決めなければならない。それは親族所有地であっても同様です。

なんだろうなあ。振り返って思うのは、決める人というのは「必ず決めるぞ」というオーラ、意思がある。
決まらない、決めない(これは当人はいい土地が見つからないというわけですが)方というのは、やはり、なんとなくどこからか、誰からか、贈り物のように届くのではないかと当てにしている感じがします。時間が経過すればそのうち巡り会える、みたいな。この20年この仕事(人生における生活拠点の選択、判断のお手伝い)だけをやってきてわかったことは、自然と決まるなんてことはありえない。決めるから決まるのであって、いい土地があるから決まるわけではない。
やる、決めると決めているから、良い土地がどれかが判断できるのであり、ある意味、漠然とした良い土地という視点ではいつまでたっても決まらないし、巡り合わない。

よくある民間の賃貸アパートの一室。
家賃の安さや利便性といった条件を優先して入居するのは簡単です。
とはいえ、転勤など外部からの強制的なものがないかぎり、一度住み着いた場所から、仮にそこで望まぬ暮らしと育児と人生になっていたとしても「住居を変える」という判断を実行するのは容易ではありません。

自分と家族の人生ですから、どうするか、は今日なにを着て何を食べているかを自分たちで判断しているように、どの家、どの土地、どんな暮らしをするかを決めるのも自分です。

アパートの一室から脱出するお手伝い。これが私の実務です。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。