子育ての住環境

マイホームが欲しいんじゃない

6/14(水)S田さんプラン誕生^^

マユミさん曰く「職場で家を建てるという話をすると、どんな家具?どんな間取り?太陽光はつけるの?オール電化?広さは?部屋数は?外観は?と聞かれるんですよね。そういうことじゃないんだよなあと」

「小川の家の場合、家を建てるということは自分(妻or夫)が欲しいモノを形にして手に入れることじゃなくて、家族の人生にとって大切なものを大切にする、それに必要な道具・環境(家)を手にいれるってことなんですよね。そこが一般的なマイホーム購入、家づくりとの本質的なちがいです」

欲しいモノにはきりがないけれど、
大切なもの、大切にしたいことはすごく限定されていると思います。
だから、小川の家では、大切なもの、大切にしたいもの、ことを大切にすることを最優先する。それが担保、確保されてから、その後で、欲しいモノを叶えていく。この順序をまちがってはいけない。

太陽光発電装置はついているけれど、家族がアトピーや喘息、シックハウス症候群になったり、親子、夫婦間の会話やコミュニケーションが失われるなんて、僕は嫌なんです。そういう家づくりをしたくない。

S田さん宅は、年内には完成、お引渡しできると思います。
第二子が満1歳の誕生日を迎える11月には、
建物がしっかり形となって現れてくるでしょう。

「暮らしを変える」と決めて、判断、行動した人が
自分と家族の暮らしと人生が変わるわけで、
「変えたい」レベルの人は半年前、1年前と同様に、同じ問題で堂々巡りを繰り返し、現実は何も変わらず、打開されない。
それは別に、住宅業者や土地やお金や世の中の問題ではなく、本人の本意の問題です。
どうしてもなんとかしたいという想いがないと、ちょっと気に入らないこと、思い通りにならないことがあると、やーめた、もっといい話があるまで先送りしよう、となるから。

兎にも角にも、マユミさんの意志がご主人を動かし、現実を変化させ、家族の日常と未来を拓いていくわけです。具体的に物事が進展しないのは、自らに原因がありますので。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。