MY LIFE

土あらば木を植える

4/30
44歳になりました。
朝から妻と散歩して、届いた植木を庭に植樹。
妻のリクエストに応えて「オオデマリ」
なんとこれ、ネットでポチり^^
これはすごいです。
僕が思い描く庭の森化をより進化させる上で、
最適、最善の方法がみつかりました。

春になり、新芽とともに、庭の雑草も元気に育ってきました。
「雑草魂」とはよくいったもので、
水やりも手入れもせずに
どんな土壌でも勝手にたくましく育ちます。

「庭の手入れが大変」

といいますが、たまに土をいじっていると、無心になって時間を忘れてしまいます。
あわせて、私たちは庭のちょっとした雑草すら抜く時間がないほど、
何に時間を追われているのだろうか。

これは雑草、水やり云々の問題ではなく、
夫婦の会話も同じなのではないでしょうか。

「夫婦で話す時間がない」

便利な社会とは時間にゆとりがでるはずなんですよね。
時間にゆとりが欲しいから便利にするわけです。
でも実際はどうなのかというと、
私たちはますます時間に追われるというか
ボーっとする時間を失っている部分がある。

小川の家ではとにかく庭に樹木を植え、庭を森化して、
毎日一瞬でいいからそれが目に入るように設計して、
なんとなく、ホッとする時間をつくりたい。

枯れたら植え替えればいいわけです。
我が家のオオデマリも枯れた、根付かなかったので、植え替えました。

そんなちょっとしたことも時間がない、という理由で
生きている、暮らしている、子育てしている、働いているとしたら
それはそれで、ゾッとするほどいちばん大切な何かを失っている人生になってしまっているかもしれない。

多くの新築住宅の庭は、
コンクリートで固められている。
庭という概念もなければ存在もない。

その建築方針は
「草木を一本たりとも生育させないこと」であろう。

古い住宅地の建て替え現場では
同様に、あったはずの庭がコンクリート化されている。

庭の手入れが大変

だからなのだろう。
そこには心の豊かさを失っていく街の標準的な光景が見える。

美しい街路樹が切断、伐採されていく。
落ち葉が迷惑なのだろう。

豊かな社会とは緑あふれて心にもゆとりがある社会だと信じます。
小川の家は小さな会社で微力だけど、
意地になって(笑)、庭を森化して、
心のゆとりを感じる機会をつくっていきます。

小川の家のお客様の皆様、
よりよい社会の実現に向けて
ご理解ご協力の程、どうぞ宜しくお願いします。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。