心豊かで健康な暮らし

住居は子育て環境である

家とは、子育ての場である。
家とは、子どもが育つ環境である。
どんな環境であっても、
グングン伸びていく人はいる。
とはいえ、
職場の環境が悪ければ、
本人がいくら頑張っても
よい仕事、よい商品やサービスが提供できないように、
子育ての環境が悪ければ、
本人がいくら奮闘しても
環境が原因で、その努力を吹き飛ばしてしまい、
足を引っ張ってしまいます。
職場の環境が悪いと
うつ病などのメンタル疾患で
心身を壊して働くことができなくなってしまうケースが多いように
子育て環境が悪いと
とくに、母親の育児ノイローゼ,育児ストレスを生み、
また、子どもにとっては、アトピーやぜんそく、様々な体調不良を招く。
小川の家にご相談して下さるご家族の住環境というのは、
総じて、子育てによいとはいえない。
なぜかというと、
その住居から提供される暮らしの質、子育ての質、日常の質は、
ストレスフルだから。
そんな日常とはどういうことかというと、
カビ、隣の部屋の生活音(壁、天井、床が薄い)、
冷え、暗い、窮屈、狭い、熱い
子どもへのクレーム、子どもを不必要に叱ってしまう。
そもそもなぜそんなに暮らし、子育てを
快適にしない住居を選んだのかというと、
「家賃が安かったから」
「〇〇に近かったから」
「新築だったから」
「実家に同居(タダ)だったから」
「社宅だったから」
というのが、住居を選ぶ際に、もっとも重視したこと、
であると答えます。
つまり、
家賃が安くて、◯◯に近くて、そこそこ部屋数がある、さらに新築だと、
日常の暮らしの質も、子育ての質も、よくなると思っていたわけです。
暮らしにくいとわかっていて、
わざわざその住居に入る人は少ないから。
とはいえ、
人間は、一度、その住居に住んでしまうと、
出ることは容易ではない。
転勤など強制的なものでもない限り、
なかなか変えることができません。
面倒くさいですし、
実際問題として、
〇〇に近い、家賃が安いというメリットを
ひとまず手放す覚悟がいる。
※家賃が安いからといって、貯蓄が増えているかというとそうでもない。
つまり、家賃の安さが家計や資産形成に得かというとそんなことはありません。
逆に、浪費、借金が増えてしまうケースが目立つ。
住環境の悪さに伴い生じるストレス、デメリットを
他の消費活動で解消しようとするわけです。
外食、レジャー、車、ファッション、雑貨etc
独身、夫婦だけなら、それでもいいと思うんです。
でも、子どもにとってどうか、子育てにとってどうか、
家庭生活にとってどうか、となると、
そういう日常が続く人生というのは、
望んでいない人生、結婚生活、家庭生活が続く、ということ。
それで本当に、後悔しないのかなあと。
その先の家族の未来、子どもの未来、夫婦の未来、自分の未来は明るいのかなあと。
希望より、絶望、不安の方が増すだけではないでしょうか。
小川の家は
子育て優先。
かけがえのないものを大切にしたいから。
子どもと過ごす時間はかけがえのないものではないでしょうか。
先日、依頼主との打合せ中に、
赤ちゃんのオムツを替える光景をみて、
わが子もほんの数年前まで、そうだったなあと。
小5、小4、小2のわが子ですが、
4歳、3歳、1歳のときが、つい先日、あったわけです。
「子どものために家を建てるなんて(もったいない、理解できない)」
という人も沢山いますが、
これは、子どもに財産を渡すために建てるのではなく、
愛するわが子を心身ともに健康に育てたいから、
そのためには、現在の住居とその環境では無理。
だから、適切な住環境が必要であり、
周囲を見渡してみても、中古住宅、マンション、建売住宅では
我が家が望む暮らしは叶わない、
そのためには、自ら家を建てるしかない、
という思考と選択、判断の過程です。
子育てなんて、あっという間に終わります。
短い期間だからこそ、子どもと過ごす時間、
子どもと過ごせる人生を大切にしたいと考え、
行動する母親、父親が小川の家を選んで下さっているのだと思います。

そういう父親、母親、そして、その子どもたちのために、
小川の家は役に立てる存在でありたい。
頑張って働いて得た大切なお金を
わが子に、おもちゃやゲームを買い与える前に、
子どもが自宅で走っても歌っても、
不必要に叱られずに済む(叱る必要のない)
自由に外遊び、庭遊びができる、
安心、安全、快適、のびのび暮らせる環境を与えることに、
使ってみませんか。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。