エコの説明責任
数年前、某大手家電メーカーの広告キャッチコピーに唸ったことがある。
買い替えるという「節約」
「売るため」であれば、どんな手法も意に介さないことに、ある意味、敬服した。
これは一民間企業だから、まだ許容範囲だった。ところが、
買い替えは、エコ。
と壊れたならまだしも、使えるモノを廃棄したらエコだから、税金からご祝儀出しますよ、と政府がセールスに専念する。税金使うなら、何がどうエコなのか、分かりやすく、説明責任、果たしてちょ、と思う。
今読んでいる本の一節を紹介します。
~ある国の暴力的な政治というのは、暴君やとんでもない官僚のせいばかりではない。その大元は、国民の無知が原因であって、自ら招いたわざわいとも言える。~
現代語訳 学問のすすめ p32 福沢諭吉著 齋藤孝訳 ちくま新書
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※定額給付金でもエコポイントでもなく、この本を国民に配布した方が、ある意味、景気や環境対策、将来の安心、安全な社会にもつながると思う(笑)
それにしても、命がけでひとり出産して確か35万円程度。
車一台購入したら25万円+減税=40万円程度
お金の使い方とは、すなわち優先順位ですから、
この国の大切なものの優先順位がよく分かります。