結婚式ではウエディングドレスを、家庭生活ではカビと結露と窮屈な住居をいつまで続けるか?
結婚式では
「幸せな家庭を築きます」
「家族、家庭を大切にします」
と宣言します。
小川の家の子育て優先の家づくりとは
単に、この宣言を、家庭生活の拠点である住居に関して、
カタチにしていく行為に過ぎません。
マイホームという言葉が夢という位置づけになってしまっているわけですが、
家庭生活は日常ですし、生きている限り住居は必要不可欠です。
幸福な暮らしを望むのであれば、
幸福に暮らせるような住居が必要だと思うんですよね。
陰気で、窮屈で、危険な住居で
明るく、元気に、希望を持って生きるというのは、
無茶な要求じゃないかと思うわけです。
子育て、子どもの視点で考えると、
自由に歌えない、遊べない、走り回れない住環境で、
要するに、危険で、ストレスフルで、抑圧された住居を幼少期から与え続けられて、
親からの、学校からの、社会からの、子どもへのリクエストというのは、
元気に、前向きに、好きなことを見つけて育って欲しい、
なんていうリアルは、僕は喜劇じゃないかと思うわけです。
過去は過ぎてしまっているので、どうこう評価しても意味がない。
大事なことは、明日からどうするか。
3年後、5年後、10年後、20年後はどこで暮らしているのか?
どこで暮らしているのか?
それを決めるのは自分。
転勤であっても、
それを受入れるかどうかを決めるのも自分なので。
密室育児の母親に、頑張れとかね、
籠の中で育てられる子どもに
イキイキのびのび育って欲しいとか、
そういうのって、足を引っ張りながら、高く飛べ、みたいなものです。
住居の問題は昨日今日では解決しませんし、
その悪影響も微々たるものですが、そこに住み続ける限り、着実に蓄積され続けます。
そしてあるとき、ピークアウトする。
家族の誰かのメンタルか、肉体が破壊されるわけです。
そのときにはもう、手遅れだったりするわけです。
大切なものを失って初めて気づく。
陰気で窮屈な住居で、子育て、家事しながら、
家づくりの話に、夫が真剣に向き合ってくれなくて、
結婚式の写真を眺めて
「このときが一番幸せだったなあ」なんて、
おいおい、それはちがうでしょ!と突っ込みたくなるわけです。
いつかはいつか?
いつ、誰と結婚するかを決めたのが自分であるように、
今の住居を選んで決めたのが自分であるように、
これからどんな暮らしをするのか、どんな住居で暮らすのか、
いつ家を建てるのかを決めるのも自分です。
自分がどうしたいのか、
自分の気持ちと考えを整理することからはじめましょう。
付記:
マイホーム購入に関しては、30歳を超えると
相続などで多額のお金が入ってこない限り、
先送りすればする程、条件は悪化していきますので。
付記2:
今の住居に、生涯住み続けるつもりがない方は、
家づくり診断サービス(無料)をご活用下さい。
申込みはこちら info@ogawanoie.jp 件名「診断希望」 ご住所、お名前、電話番号を明記下さい
あなたとあなたの子どもの住まいの問題は、あなた自身が行動しないかぎり解決しない。