子どもと母親がキレる原因は、その住環境にある。
「駿ちゃん事件」から10年
長崎在住の方であればご存知かと思います。
長崎新聞では特集記事が掲載されています。
<子育て優先>住宅の原型モデルを開発したのが2000年秋
それまでのnLDK、低単価、便利さ、最新設備、部屋数を追求してきた住宅建築から大きく方向転換しました。
その背景は3つ
・シックハウス症候群の問題(アトピー、ぜんそく、偏頭痛、イライラ)
・親子のコミュニケーション欠如の問題(引きこもり、キレる、会話の欠如)
・地球環境および住環境悪化の問題(コンクリートジャングル化、個人住宅の要塞化)
これらの社会問題というより、目の前の、私たちが消費者のニーズに対応して、よかれと思ってつくりつづけてきたごくごく一般的な住宅建築による弊害を認識したからです。
「このままじゃ、いかんなあー」です。
偉そうに言えば、日本の将来はまずいし、社会の未来も暗い。
家族が幸せに暮らして欲しいと考えてつくっているモノが
実は家族を不幸にする原因をつくっている可能性が極めて高い。
でもよくよく考えてみると
「売れる」家(モノ)をつくっていただけで、
「幸せに暮らせる」家(モノ)を考案し、
届けようとしていたわけではないことに気づきました。
「売れる」家とは、その時点での家族(消費者、施主)のニーズを満たした商品・サービスであり、長期的にも「幸せに暮らせてよかった」と満足を提供できるものであるかどうか、という視点で問われると、疑問符がついたかと思います。
住環境が人間の心身の健康に与える影響を認識し、
とくに「幼少期の子ども、子育て」に与える影響が
極めて大きいことがわかってきた。
「家とは、子育ての場」
「家は子どもが育つ大切な場」
だから
「子育ては、住まいから」
「子育て優先の家づくり」なのです。
インターネットを活用して、情報発信を開始してから、
小冊子をまとめました。
2003年9月発行です
いま読み返しても、表現は強烈すぎる部分がありますが、
ポイントは10年経っても変わっていない。
夫婦が実際になにより大切にしているものはなにか。
私たち<小川の家>は
家族の、子どもの、人間の心身の健康を何より大切にしています。
地球環境を大切にしています。
家計を大切にしています。
人間関係、信頼関係を大切にしています。
最大限の子育て優先、心身の健康と構造強度の安全
最小限の不便、コスト、環境負荷
このコンセプトや価値観、行為に共感、理解してくださった方々が
小川の家に家づくりを託してくださっています。
今の住居とその環境が
自分たちが大切にしているもの、したいものを満たしてくれるのか。
キレる、イライラは子どもだけの問題ではなく、
父親、母親、大人たちみんなが抱える問題です。
住居は死ぬまで必ずお世話になります。
その質がいかなるものかによって、
日々の質、心と体のコンディションが決まってきます。
何とかしたいと思われている方は
ぜひご相談下さい。
スタッフ一同、家族の明るい未来のために、全力を尽くします。
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お問い合わせ/家づくり診断:info@ogawanoie.jp
電話 095-879-7888
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