間取りを自分で考えるから失敗する
住宅建築会社を選ぶ基準の一つに
言ったとおりにしてくれる=良い業者
というのがあります。
その結果、
施主が思った通りの、具体的には、
すべて自ら指図した通りのモノ=マイホームが完成します。
(もちろん価格も)
完成した新居で暮らし始めて気づく
なぜここに扉がある?壁がある?
なぜ扉が開けにくい?
なぜ日光が入らない?-昼間でも電灯が必要
なぜ風通しが悪い?-窓を開けても風が抜けない
なぜイチイチ迂回しないといけない?
車の乗り降りはカニさん歩き
南側のリビングの窓からは、隣家のカベと室外機
いまどきの新築なのに、結露、、、
シックハウス対策済みなのに、目がチカチカ、変なにおい。
?????
友達宅にお邪魔して確信する
失敗した、、、、
そして、失敗の原因をこう分析する
もっと勉強しておけばよかった、、、
私たち小川の家は
「家族が豊かな心で健康に暮らせる」住まいを提供する企業です。
相談者や依頼主の事情はそれぞれちがいますが、
目的地はおなじです。
お客さまに、これから半世紀、
快適に、安全に、暮らして頂けるように
各家庭の事情を正しく理解し
住宅ローンなどの資金(返済)計画
難解な不動産取引のトラブル回避からはじまり、
素材、構造、デザイン、間取りetc
すべてにおいて厳選し、熟考し、ご提案しています。
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OBからのメールを紹介します。
春休み中にたくさんのお友達が新居に訪ねてくれました。
その時の声から、小川の家の素晴らしさを再発見しましたので、お伝えしますね。
( )は私のリアクションです。
・やっぱり木の香りはいいですね~。
うちも木の家だけど、合板だから木の香りしないんです。
("木の家"は本物の木を使うものだと思っていました。)
・この壁珪藻土でしょう。
これ健康にいいんですよね。
湿度を調節してくれるし、有害なものを吸ってくれるらしいですね。
でも高いからうちはできなかったんです。
(すみません、珪藻土ってそんなに素晴らしいものとは知りませんでした)
・サッシも上等ですね。
うちは普通のアルミサッシだから、結露がひどくて~。
しかも、簡単には手が届かないところに窓があるんですよ
(天窓でもないのに、手が届かないところに窓がある????)
・明る~い!光も良く入るし、全体がよく見渡せるように工夫してますね!
(ホント、晴れた日は電気いらずです。)
・庭の木は、いろんな種類があっていいですね。
いろんな花が楽しめますね。
設計に関してびっくりしたのは、
家を建てた友達のほとんど(いや全員)が、
間取りを自分たちでアレンジしている事。
そして、ほとんどが"失敗した"と言ってました。
素人がプロよりいい間取りができるはずがないのに、
なぜその建築会社の設計士の方が
プロの目線からのアドバイスをされなかったのか、不思議です。
夏井さんに設計してもらってよかった、と改めて思いました。
これよりいい間取りは考えられないですもんね。
うちは小川の家"標準"仕様なので、
壁や木材のグレードアップ等していないのに、
これだけ品質のいい家を建てていただいて感謝です。
世間一般的には、この品質はかなりのグレードアップ級なのですね。
他のハウスメーカーをー全く見ていなかったので、知りませんでした。
改めて、素敵な家をありがとうございました!!
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例えば標準仕様で採用している自然素材(全室:ムク材、珪藻土)に関して
以下のような質問がよくあります。
Aさん「自然素材は他のメーカーでもオプションで使える。小川の家とのちがいを教えてほしい」
Bさん「高いでしょ。安くしたいから、(他社と同様)ビニールクロスとか、とにかく安い材料に変更してくれませんか」
私の説明は、
「小川の家にとって、家族の健康はオプションではありません」ということ。
この一点に尽きるわけですが、具体的な項目として、下記を説明しております。
自然素材のうち、木材には’高価な’モノはあります。
例えば、ヒノキの無節
私たち小川の家が自然素材を標準採用する目的は
お客さまご家族の健康を守ることにありますので、
そういった’高価な’材木を採用することはありません。
天然のもののうち、
・不具合が少ない(品質が安定)
・供給量が十分(経済情勢や流行に左右されない)
・メーカーの対応がよい
・リーズナブル
・見た目がやさしい
これらの要件をクリアした材料を採用しています。
一般的に、自然素材を標準とする住宅会社が提供する住宅はやはり「高額」です。
<小川の家>のように
・年収250万円~
・土地がなくても
というご家族には到底買えない価格帯です。
私たちがなぜリーズナブルに提供できるか、というと、
そもそも日本の子育ての住環境を変えたい、という
問題意識から事業をスタートしているからです。
モノとして良いのは分かるが、買えないじゃん、では意味がありません。
ですから、徹底して合理化、効率化することでローコストを実現しています。
建物の標準化によるコスト削減、手直しや不具合リスクの少ない構造、設計、工程管理、
モデルハウスをもたない、チラシをいれない、営業マンを抱えないといった
セールスではなく、依頼ベースの家づくりの仕組みetc
結局、AさんBさん両氏ともにご理解、共感いただき
弊社へ依頼してくださいました。
背景をご理解頂ければ、多くの方が賛同して、決断、ご依頼してくださいます。
ですから、背景の説明に、HP、資料、ブログ、家づくり診断、書籍、お客さまの声などをフル活用しているのが<小川の家>なのです。
素人である消費者にとって、
一生に一度の家づくりを失敗しないために重要なことは、
「どんな間取りがよいか」といった雑誌の切り抜きの収集よりも
住宅事情と個人住宅建築に関するその背景の理解だと思います。