タイム イズ マネー
住宅購入は資金の準備がうまくいかないと、実現しません。
だれもが
「どこで、どんな家」を何より重視します。
「どこで、どんな家」問題、すなわち
「程度」問題は、
各自の資金制約で決まります。
年収が毎年2割、3割アップする方や
親族からの数千万円単位の援助金や相続がある方を除けば、
多くの子育て世帯の資金には、
必ず制約があります。
お金の問題は避けて通れませんが、
我が家の家計の問題は、
他人、他者とは無関係ですので、
これほど単純明瞭な問題もない。
「タイム イズ マネー」
今年も残り1か月。
直近1年の支出と貯蓄について
預金通帳をみて夫婦で確認してください。
「この1年間で、預貯金はいくら増えましたか?」
貯蓄は、我が家の未来への投資原資です。
「将来マイホーム」かどうかは別として、
「いまの住居にずっと暮らすつもりはない」のであれば、
教育資金とは別に
まとまった資金を準備していく必要があります。
1年間で100万円以上増えていない方は、
下記を参考にしてください。
例)住宅ローン支払い希望額:毎月8万円、ボーナスなし
65歳完済-年金生活までには完済する-とすると※金利1.5%
現)
・30歳(35年返済)→2,610万円
・32歳(33年返済)→2,490万円
・35歳(30年返済)→2,310万円
・38歳(27年返済)→2,130万円
・40歳(25年返済)→2,000万円
つまり、先送り期間が
2年で▲120万円
5年で▲300万円
8年で▲480万円
10年で▲610万円
となる。
今年第一子の赤ちゃんが誕生したとして、
2歳、5歳、8歳、10歳
子育て費用とは別に毎日、家計を切りつめて、
貯蓄を年間60万円以上(毎月5万円)
数年間実行したとして、
ようやく’現在と同じ総資金力’です。
地価の下落は止まりました。
消費税増税やインフレターゲットの話もあり、
給与の伸びより先に、
あるいは、それ以上に、
物価-住宅取得に要する費用-が
増えるのではないかと予想しています。
・子どもの立場と時間という視点
・家計と資金力を正しく認識するという視点
・自身の現状と望む暮らしとのギャップという視点
上記3点について、深く考えると、
選択肢というか、進むべき道筋が
明確になってくるはずです。
追伸:
明日は、Y邸の完成写真をアップしたいと思います。
家づくり診断:info@ogawanoie.jp