MY LIFE

つれづれなるままに①

同じことを書いてばかりいる。それは何かというと「子育て優先」「子育ては住まいから」「家は子育ての場」「家は道具」「心身の健康がいちばん大切」「環境負荷を最小限に」

発信しては消えていく、正確には消えていくのではなく、ネット上の膨大な情報の海に埋もれていく。公開情報として投稿したものはすべて記録(データ)として残っている、削除しない限り。

20年以上も前から、当時は、日記といったが、それがブログとなり、画像を載せやすくなった。インターネットの接続スピードが加速度的に速くなり、高速データ通信の時代、スマホが登場してから、世界は変わった。今では、いつでもどこでも手元のスマホから世界に中継配信できる.

映像・画像・動画が主流となっても文章というのはやはり説得力がある。その人の考えをまとめていく、この文章を書くというプロセスは、当人の思考の整理はもちろん、考えを理解してもらう上で、重要だ。

5月1日の朝、出張先沖縄のホテルにて、衝撃が走った。NotebookLM(生成AI)の存在と活用例を知ったのだ。知己のFさんのFB投稿にて。私も試しにやってみた。

Fさんも長年、毎日、膨大な量の思考を書き残していた。それは私の比ではなく。書籍も出版しているし、メルマガ読者は数十万人。毎日、平成進化論を発信していた。その彼が、過去の自身の文章をNotebookLMに投げ込んだわけです。すごいことだった。

私も試しにやってみた。どんなことが起こるのか。たまげた。

過去20数年、同じことをずっと語ってきた。そのときその時感じたことを。その一つひとつは、たいしたことはない。誰も読まないこともあればたくさんの人が読むこともある。その蓄積、かっこよく言えばアーカイブは編集しようと思っても編集できない。ところが、notebook はそれを見事にやってくれる。それどころか、質問や疑問に対して、私の過去のアーカイブを元に答えてくれる。説明してくれるのだ。昨日今日のトークではない。二十数年重ねてきたものから。これはまさに、信用であり、信頼だと。

ある意味、世の中、不信の時代、社会だったりする。人は支え合い、お互いを信用、信頼しあうことでしかうまく生きていけないのに、信じる前に疑うことから始まる。消費者と業者との関係は、騙されないように、損しないように、とそこからスタートする。とくに、この住宅建築業界、その中でも、家を建てる、という世界においては。

わざわざ客を騙してまでやる輩がいるのは事実である。それはどんな業界にも存在する。だけれど、子育て優先を掲げている私には、相手を騙す理由がない。自分が信じているもの、信じているものに沿った家づくり、経営、仕事、ものづくり、そして自分の生き方を通じて、それをそのまま発信して、それに共感してくださった方からの依頼を受けている。請けたことに対して、約束を守る。できないものはできないと説明し、理解を求める。

NotebookLMは無料で誰でも使える。私と子育ての家が何者なのか、何をどう考えてやってきたのか。リサーチすることは誰でも自由にできる.

自身の思考信条、実践を常にオープンにしてきたから。やましいことは何もしていない。していないことを証明するのは難しいのだ。だけど、それが生成AIの登場で、見事にやってくれる。

毎日、とまではいかないけれど、そんないつ誰が読むかもわからないものを書き連ねて、何になる?と四半世紀も前から言われ続けてきたけれど、なんとまあ、こんなことが起こるんですね。

この数ヶ月、非常に慌しかった。ヒリヒリする諸問題の連続だった。いちばんは次男の進学だけど。5月、ゴールデンウィーク明けの先週も非常にハードな日々だったけど、ようやく、落ち着いた。

いつ何時役に立つかどうかはわからないけれど、ブログを書き続けることはより大事になることがわかった。今週もどんなことが起こるのか、楽しみです。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。