お客様の声

なぜ小川の家に依頼してくださるのか?〜長野県K様工事契約に思う〜

2020年12月11日はK様(長野県)の工事請負契約締結でした。今回、施工パートナーとなってくださる長野県の会社様との契約のため、長野へ行ってきました。

いつも自問自答するのですが、どうしてお客様は私たち小川の家に依頼してくださったのだろうか、ということ。日本国内には、新築住宅に対応してくれる業者さんというのは、親戚の大工さんをはじめ、積水ハウスさんのような売上数兆円のハウスメーカーまで、群雄割拠です。選択肢としては星の数ほどあります(予算の問題を除く)。中古や建売住宅まで含めると、一軒家という選択肢は半端じゃありません。そういう中で、ましてや、遠方の方が、あえて小川の家に依頼する、依頼していただける理由、価値というのはなんなのか、ものすごーく、自問自答します。

未だに、答えに至らず、です。

一方で、私がやっていること、つまり、社会、お客様に、業者さん達に提供できる価値というのは、おそらく日本で私しかできません。私しか、やっていないし、やろうとしていない。私と小川の家は、日本で唯一の会社です。私と小川の家が提供できる、提供している価値は、積水ハウスさんにはできないですし、知り合いの大工さんにも地元にある建設会社や工務店さんにもできないです。なので、お客様が小川の家を選ぶ理由は、それが長崎であれ、長野であれ、理にかなっている。他の会社にはできないからです。

私たち小川の家にしかできない家づくりがあります。私たちが家づくりを通じて、お客様家族の人生を幸福なものにするお手伝いは、他社にはできない。独特の世界観があります。お客様は、それをwebサイトやfacebook、ブログや資料を通じて、直感的に、これが欲しい、この家に住みたい、子育てしたい、と思ってくださるわけです。1000人に一人か、10000人に一人か、それはわかりませんが、日本のどこかには、私たちが提供する暮らしとサービスを必要としてくださる方がいる。それは間違いないです。

帰りの飛行機の中で、ふと、最初に長崎県以外で建てさせていただいた、今村さまのことを思い出しました。熊本で、建築地は、私が大学時代4年間暮らしたアパートの近くになったわけですが、ものすごいご縁を感じたのです。

あれはいつだったのか。何年前だったかなあと。

今日、事務所で書類を見返したところ、2006年でした。14年前です。小川の家50です。今回のK様は190です。飛行機の中で、私はあんなり成長していないなあと思っていたのですが、子育ての家を信念を持って、信じて、やり続けている、そしてそれが14年経過し、190組ものご家族の人生の拠点として選んでいただき、全国23都道府県にまで到達した、という事実を見ると、多少は成長したのかなあと。

K様は、他のお客様と同様に、何百回、何千回と「なんで小川の家に依頼するのか」「本当に小川の家で良いのか」「そもそも本当に家を建てることが正しいことなのか」「それは今やるべきことなのか」と潜在意識に到達するほど、考え続けたのではないかと思いますし、契約した後でも、本当にこの選択、判断が正しかったのかどうか、ずっと考え続けるのではないかと思います。

私は「本当に小川さんに頼んでよかった」と50年後も思って頂けるかどうか、小川の家でよかった、と思って頂けるかどうか、そういうものさしで考えて判断行動しています。

私が手がける、小川の家は、簡単には手に入らないです。安くないです。家族が幸せな人生を過ごせる家は、価値が高いはずです。家族がこれから50年、毎日、心豊かに健康に快適に安全安心して暮らせる家は価値が高いはずです。価値が高いものは、そう簡単にはつくれないですし、簡単には手に入りません。だけど、手に入れるだけの価値は十分あります。それに耐えうるものを考え抜いて提供しているからです。

お客様がよく私におっしゃってくださる言葉の一つに

「住めば住むほど、良さがわかる」

「住めば住むほど、好きになる」

というのがあります。

私が手がける小川の家とその家づくりは完璧ではないですし、満点ではないです。でも、必ず、お客様ご家族の人生は、小川の家に住む前と比べて、きっとより豊かで、より笑顔で、より健康で、より快適で、より安全安心した日常、暮らし、人生になっているはずです。

「価値あるものはそう簡単には手に入らない」

おそらく、日本でいちばん、お客様(相談者、依頼主、施主)に「欲しいもの」「欲しい家」ではなく「大切なものは何か」「なぜ家を建てるのか」「どうしてマイホームが必要なのか」を問い、向き合わせ、優先順位をつけ、実践させる住宅会社(企業)です。

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。