お客様の暮らし

心身ともに健康に暮らせることがいちばん大切〜コロナ禍でわかる自宅に必要なこと〜

写真はコロナ禍の中、公園で自由に遊ぶ子供たち(千代の幸)

コロナ禍により、自分と家族と子供がどんな住環境で暮らしているのか、周囲の人間はどんな人たちなのか、ビフォーコロナではわからなかった、気づかなかったことをstay home で感じる日々です。

マンションだと、エレベーターに乗るたびに、ビクビクするみたいですね。密室である。誰が触れたかわからないものを触れないといけない。

アパートだと、隣人がどんな人なのか、コロナ前では顔をあわせることがなかったが、あわせるようになる。生活音に神経質になる、それを我慢せざるを得ない日々。

公園で遊ぶ子供達、ロープを張られてしまい居場所を奪われる子供達。
日本社会は彼らに何を教え込むのだろうか。

都心に暮らし
便利さを追求し
安さを優先し
密室化してコミュニケーションを省き、プライバシーと言いながら、他者の生活に過剰に干渉し、要求し、心身の自由を奪う。その結果、健康を害していく。それに見合うほど、便利さや安さ、駅の近くに暮らすことはメリットがあるのだろうか。少なくとも、子どもにはない。

自宅でピリピリせざるを得ないという時点で、その自宅は住み手を不幸にしている。そんな環境での滞在時間が長くなると、まともな神経も、健康な体も蝕まれていく。栄養失調みたいなものです。

心身ともに健康に暮らせることはそれ自体で幸福です。
便利さを手に入れても、安さを手に入れても、だから幸福だとはいえないが、心身ともに健康に暮らせることは、それを手に入れ、それを維持することは、幸福です。

コロナで不安になっているのは、世の中がストップして、パニックになって、他人にまであーだこうだ要求するのは、自分が心身ともに健康に暮らせることがいちばん大事なことだから。お金は二の次、便利さも安さも二の次だ、ということ。

広い家が欲しいとか、光熱費ゼロとか、部屋数が、安くしたいとか、駅まで徒歩圏内とか、まあ、くだらないですよ。そんなものは家族が幸せな人生を過ごすために、いちばん大事なことではない。そのくだらなさに気づいて、心身ともに健康に暮らせることをいちばん大切にして暮らしている人たち、そういう判断基準で住環境を選んで生きている人たちは、コロナ禍でもビクビクしていないです(ビクビクしていない、困っていない人はニュース・視聴率にならないからワイドショーでも話題にならない)

コロナ禍でますますわかったことは、安さとか立派な家とか便利さとか、駅まで近いとか、重要ではない、ということですね。いざという時にでも、安全安心して暮らせる場所、それが自宅であるべき。自宅が危険地帯である人たち、そこで子育てしている人たちの精神状態は、悲惨でしょうね。公園も商業施設も保育園も学校もクローズ。海も山もクローズ。stay home 自宅が天国か地獄か。安さや便利さという幸福(よい)の前提が破壊された時に、いちばん大切なことがなにか明確になる。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。