初めての方へ

欲しいものではなく大切なものを売る家づくり

2/24(土)
福岡市南区にて完成体感会を開催しました。
開催に快諾協力して下さったIさま、心より感謝申し上げます。

福岡ではすでに何組ものご家族に家づくりをさせて頂いておりますが、体感会は初開催。
どんな場所であっても、どんなご家族であっても、小川の家が提供する暮らし、
子どもがのびのび育ち、家族が心豊かで健康に、快適に暮らせる家をつくって届ける、という行為は同じだなあと。
木の香り、明るさ、開放感、心地よさ、それらは私たちにとっては日常=標準ですが、体感にいらっしゃったご家族にとっては、それは初めての、また、異次元の体験だったようでした。

私が一番うれしかったことは、
体感来場されたご家族の、お子さまたちの笑顔、その表情、走り回る姿、ご両親が「帰るよ」というと、泣きじゃくる姿。

「自分の家だから」走りまわり、笑顔になるわけではなく、
「気持ちがいいから」笑顔になり、走りまわり、寝転がる、兄弟でじゃれあう。


私たちは、この日常を提供するために、この子育て優先の家づくりをやっているわけで、それを実現させるためのひとつの手段、プロセスが、この言葉と写真ばかりにブログであり、同じようなことをブログでずっと語り続ける理由、目的のひとつでもあるわけです。

来場されたご家族の中には、当然、他社の建売住宅や大手ハウスメーカーのモデルハウス、マンションなども見学されているわけですが、それらの住宅・住空間では、子どもは身動き一つとらなかった、こんなに木の香りはしなかった、新築のにおいだけだった、とおっしゃっていた。

一般的な、常識的な住宅という商品は、多くの消費者が欲しいと思うモノ、あるいは、業者が行政が売りたいものを、膨大な広告量と営業力によって、世の中に提供されています。

小川の家は星の数ほどある住宅会社とどこかちがうのか。
いつも考えるわけですが、先日の体感会で、来場されたご夫婦と話していて、なにより、子どもたちの表情をみて、再認識したことがあります。

それは

欲しいものではなく、大切なものを家づくりを通じて売っているんだ、
叶えているんだ、届けているんだ、ということ。

僕はよく

「欲しいものは何ですか?」とは尋ねずに
「あなたが大切なものは何ですか」と聞く。

聞くというより、問う。

おそらく、多くの住宅・不動産会社の方は
「何が欲しいですか(お求めのニーズは何ですか)」
「部屋数は?家の広さは?外観のデザインは?太陽光発電は?オール電化は?」と聞くか、あるいは
「○○が売れています」とか
「○○を付ければ補助金がおります」とか
「いま決めてもらえればキャンペーンで○○をつけます」
という会話になるのではないでしょうか。

僕が言うとしたら、

子どもがのびのび健康に育ちます、毎日生きることができます、心身健康に暮らせます、そんな家だけをつくっています、かれこれ15年以上。
年収を問わず、地域を問わず、子どもの命をいちばん大切に考える、
家族の心身の健康をいちばん大切にする、
そんな家族のために子育て優先の家づくりだけ、やり続けてます。

 

家を建てる目的はなんですか?
なぜ、わざわざ借金してまで家を建てたいのですか?

たとえば、オール電化にしたいから、という人もいるでしょう。
それはそれでありでしょうが、僕ならもう一歩踏み込んで問います。

「オール電化が手に入らないなら、家を建てることを諦めますか?」

「オール電化のために、30年も住宅ローン組みますか?」

小川の家は
子どもをのびのび育てて、家族みんなで毎日笑顔で健康に、
快適に、安全、安心して、暮らしたいから、という家族のためにある。

経済的に困窮して欲しくないから、具体的に家づくりを始める前に、家づくり診断で、適切な予算を算出しておく。上を見ればきりがなく、欲しいものにはきりがないから。

Iさま家族が幸福な人生を過ごせることを願って、職人さん、みんなで心をこめてつくらせてもらった家。
愛情込めて、幸せを願ってつくられた家には、人生を幸せにしてくれる熱量みたいなものが宿ると思うし、人生における逆境でも、その宿った熱量が微力ではあるが、支えになってくれるのではないかと。

先週末、商品サイトが完成しました。
このサイトにも製作して下さった方々の愛を僕は感じます。

http://www.ogawanoie.jp/smileful/
※撮影協力してくださったTさまに感謝です^^
子どもたちは我が家で幼少期を毎日、この笑顔で過ごすわけです^^

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。