初めての方へ

一人の人間の中にある多様性

2/20-22 3日間東京に行ってきました。

初日
顧問弁護士 秋野先生※とランチミーティング

※秋野先生が代表を務める匠総合法律事務所は日本でもっとも大きい住宅建築問題専門の法律事務所です。秋野先生とのお付き合いはかれこれ15年になる。

住宅不動産建築業界というと、クレーム産業、トレブルが多いという印象があるわけですが、それは消費者と業者だけに起因することではなく、相続、親族、隣地住民や行政機関など、ものが大きいだけに、また使用する期間が超長期に渡ることから、利害関係者も多く、それに伴いトラブルの原因となる要素が多いからです。

で、弊社はというと、僕自身がトラブルやクレームは嫌なので、それはお客様も職人さんたちも同様だと思うので、だからこそ、事前に、未然に、そうならないように原因となる問題を洗い出し、解決策を仕組み化して、家づくりを行っています。ですから、トラブルもクレームも小川の家は無縁です。

秋野先生とは、住宅業界全般の動向などを伺うとともに、弊社の今後の展開など、ご相談させていただきました。

その後、社会イノベーター公志園でお世話になったISLへ近況報告
志とは何かを問い、意識させてくれ、桁違いの世界観と行動力で生きている方々とご縁をいただいた場です。あっという間に、8年が経過。

夜は経営相談。
僕のパートナーは、高校3年時のクラスメイトFくん。いわゆるプロ経営者として、1〜2年ごとに、ヘッドハントされ、企業再生、創業支援などを担っている凄腕。同級生ということもあり、ざっくばらんにはっきりと駄目出しをしてくれ、叱咤激励してくれるかけがえのない存在です。

2日目
早朝からお楽しみの皇居ラン

その後、ホテルにこもって事業計画を練る
夜、弊社の商品ネーミングとまもなく公開される商品サイトのコピーライティングを担当してくださったコピーライターの小林さんとそのパートナーでお菓子作家のKさんと食事。
クリエイターの優しさとか、人間的な暖かさとか、すごく感じるひと時でした。
あー、僕も、もっとこう、人間的な優しさ、必要だなあと反省(苦笑)


3日目
みぞれ混じりの小雨の中、皇居ラン
朝食は親友の共同通信記者Yさんとホテルで
Yさんは現在、外務省のキャップ。日々激変する国内外の情勢、動向のなかで、何をどうどのタイミングで報道すべきか、葛藤しながら戦っています。

チェックアウトして、メガネを買い替えに丸の内へ
3ヶ月前に、たまたま通って入ったお店。
中年男子、イメチェンしますので^^

それから
ダイアログインザダーク 代表 志村さんのもとへ@浅草橋
新しい拠点ラボを訪問してきました。

志村さんとは上述の公志園で知り合った敬愛する仲間のひとり。

いろいろ思うのは、社会は多様性に満ちているわけです。
でも、人間は多様である、というわけですが、一人の人間のなかにも多様性があるわけです。

たとえば、
バッグはルイヴィトンだけど、下着はユニクロだったり、
食事はオーガニックにこだわっているんだけど、
住居は高層マンションのピカピカの部屋だったり。
パチンコにはお金を何万円も使うけど、寄付となると1000円もありえない、とか。
燃費重視でエコカーなのに、すごく大きな家に住んでいたり。

小川の家のお客様も同様で、
食事にものすごく気を使っている方もいれば、ファーストフード大好きの人もいる。
相談者でも、
食材には自然食しか使わない、とこだわっておられるけれど、マイホームはビニールクロスやツルツルピカピカのものを選択していたり。自然素材の家って高いですよね、という具合に。

これは別に、いいとか悪いとか、正しいとか間違っているとか、そういう問題ではないです。
僕もそうですが、多様性というのは一人の人間の中にある、ということ。

それをなんというか、弁護士、クリエーター、社会起業家、プロ経営者、記者と率直にいろいろ話しながら再認識した、ということです。
たとえば、
身体障害者の方が、知的障害者に対して偏見を持っていたり、とか。

つまるところ、夫婦の間においても、それぞれの物事に関して価値観は多様であるということ。で、下着の問題は、大した問題ではないですが、住居の問題はやはり、家族の人生の拠点、生活拠点の問題です。ですから、その部分に関して、何を大事にするのかという価値観を問い、夫婦でしっかり話し合い、方向を決めていく、ということは家を建てるかどうかに関わらず、大事なことではないかと思います。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。