添削がやってきた
3週間前に書きあげた初稿
通常の出版であれば、編集作業に入るらしいのですが、
今回は出版社の提案・ご厚意で執筆アドバイザー(兼作家)が
私の原稿を確認して頂くことになりました。
4回に分けて届いた私の初稿への添削
ありがたいことに、修正が入った部分というのは
引用文献に関する記述表現程度で
ほぼ初稿のままOK!
GOサインを頂くことができました
最後に添えられた執筆アドバイザーU氏からのA4×3枚に渡る感想・書評。
ドキドキしながら読ませて頂くと、
私にとっては、最高の評価であり、おもわず涙が出たのでした。
一冊本を書くというのは、苦しみの塊みたいなものです。
書評には、私が意図したこと(構成・内容・順番・表現)をすべてご理解頂けたことが嬉しかった。
プロ中のプロに、合格点を頂けた=伝わったわけですから、
これでよかったのだと、裏付けをもらった感じです。
プロの書評というのは、プロだから理解できる、という内容や意味ではありません。
一般読者にきちんと伝わるのか、
社会的に意義があるのか、
そして論理が整っていて裏付けがあり、
説得力があるのか等、
厳しいチェックが入ります。
前作やWEBサイト、その他の今までの情報発信と今回の執筆のなにが違うのか、をずっと考えていました。
そしてその答えが昨日ようやく分かりました。
それは広告・広報・営業と本の違いです。
前作は、どちらかというと広告・営業ツール的位置づけで、いろんなネタを断片的に編集したものですが、
今回は、今までの経験を社会的背景を踏まえて、まさに本=社会性としてまとめあげたものなのです。
前回は、読みやすい・分かりやすい・さらっと読めるという広告に必須の要素を重視していたのですが(もちろん当時本を書けるほどの経験は積んでいなかった)、
今回は、きちんと書く、正確に伝える、まとめる、主張を一貫し説得力を持たせるという姿勢を重視しました。従って、難しい表現もたくさんありますし、10分程度でさらっと読めるような小冊子やパンフレットの延長みたいなものではありません。
とはいえ、最初から上記の違いが明確だったわけではなく、
もともと前作の延長で出版することにしていたのですが、
題材や素材を見直し、社会を見渡し、自身の経験を踏まえ、これからのことを考えると、
前作の延長という方針は消えてしまった、というかそれでは出す(書く)意味がない、と考えたのです。
だから、あんなに苦しかったのだと、
書評を頂き、ようやく昨日分かりました(苦笑)
書評を喜んでいた時、
K様の事前審査承認の連絡が入りました
K様おめでとうございます!
K様の実現と同様、
私の著書も一歩前進した一日でした。