MY LIFE

橘湾岸スーパーマラニックL173km 祝完走!〜準備編〜

5/4〜5/5
長崎〜諫早〜雲仙で開催された橘湾岸スーパーマラニックL173kmを完走しました^^
酷暑、夜間は雨、翌日はまた酷暑、というかんかん照りに高温多湿という厳しいコンディションでしたが、大きな目標としていた30時間をきる、29時間57分でゴールすることができました。


仕事とは全く関係ありませんが、奮闘記を数日間に渡り投稿します。
まずは準備編

目標はふたつ。
①リタイアしないこと
②30時間を切ること
この時間の意味はW273kmの完踏条件のひとつ(それぐらいの走力は最低必要)。
前回(2年前)私の記録は31時間50分。これを2時間短縮するにはどうすればよいか。

想像を遥かに超える過酷な気象条件のなか、これを諦めず最後の最後でクリアできたことは、私にとっては最高の結果となりました。

応援してくださったみなさん、主催者、ボラの方々、湾岸ランナーの仲間たち、そして家族のおかげです。

問い:リタイアしないためにはどうすればよいか
⇨どういう状態に陥るとリタイアするか。
自分の苦い経験や周囲をみていると
・胃がやられる(食べ物、飲み物を受け付けなくなる)
・激痛
・心がおれる
・転倒による怪我
・熱中症
・脱水症状

<胃をいたわる>
レース前:疲労を完全に抜く、10日間の禁酒、3日前からCoffee断ち、8時間睡眠
レース中:胃に負担のかかるものを入れない。コーラ断ち!(気分転換を除く)、いつもの2倍噛む。食べる量を減らす。胃薬。

<熱中症>
手ぬぐいを濡らして、頭に巻く。
すぐに乾くので、エイドか、自分のボトルの水で濡らす、頭にかける。

<脱水>
塩熱サプリメント、OS1

<激痛>
主な原因は
①オーバーペース
②故障箇所の悪化
③練習不足

①自分の工程表をつくり、他人に合わせない(これがつらい)
②とにかく疲労回復に努め、治療を優先する(焦る)。テーピング。

<心がおれる>
超ウルトラはメンタルスポーツだと思います。心が折れない人が完走する。気持ちの強さが必要不可欠。自分がやってきた練習を信じて、復活する、覚醒する、と言い聞かせる。あわせて、大事なことが気分転換。
・たまたまペースが一緒になっているランナーと雑談^^これが楽しい。
・エイドでの食べ物
もちろん、熱中症、脱水、胃がやられ、身体中が痛くて、心がおれる、わけですから。そうならないようにするために準備&対策&装備する。

<目標タイムを達成するにはどうすればよいか>
・ペース表を作成する
タイムを気にして走りたくないわけですが、とはいえ、完走するためには目標タイムと逆算したペース設定が必要になります。
マイペースとはなにかを設定する必要がある。
速すぎても遅すぎてもよくない。焦りは禁物。
これは以前、師匠Kさんがきちんとまとめているのをみせてくれ、ここまでやるか!とビックリしたのです。
今回は2時間短縮するために、過去の自分の記録と他の方の記録を参考に前半130kmで1時間、後半で1時間を目標に。

<最後は、完走はお金で買う>
世の中にはいろんな機能商品が開発販売されています。
今回も最後に、いくつか買い足し、
W273kmに向けても実験的に使ってみました


ゼッケンの裏側に心構えを書く
※携行しなければならない地図にも心構えをメモしておく
家族からのメッセージは励みになる。※ペース表。これをつくる過程でシミュレーションできる。頭に入ってしまっていたので、特に見ることはなかった。

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。