子育て優先の家づくり

目標:小川の家1000

「子育て優先」の原型モデルである「Casa」シリーズを企画・発売してから丸8年が過ぎ、小川の家80まで来ました。

お客様から「勇人さん、全国制覇目指して頑張ってください。応援しています!」と度々言われるようになってきたのですが、6~7年前、日本の住環境を子育ての視点で見たときの、あまりのいい加減さというか、劣悪な環境に気が付き、【何とかしなければ】と痛感したのをよく覚えています。

その後、「まずは正しく認識してもらう」ことが重要だと考え、「子育てにおける住まいの重要性」をネットを通じて発信し続けていくうちに、私の意識というかミッションは「日本の子育ての住環境を変える」となり、そのスピッツみたいなものは、やればやるほど強くなっています。

私の仕事は、依頼して頂いた家族の【実現請負】であって、相談係でも評論家でもない。

私が提供する知識や認識、情報の目的はあくまでも【劣悪な子育て住環境からの脱出し、心豊かで健康に暮らせる住環境の取得】 ※単なる引っ越しでも、マイホーム購入でもない であり、現状が変わらなければ、何の意味もないし、私は役立たずに過ぎなくなる。

この仕事に対する姿勢や意識が大きな目標や志、使命に基づいているのか、それとも漠然と目の前の依頼(=家づくり)をこなすのか、というのは、同じ人間が携わっても、依頼して頂いたご家族に提供する価値というのは、間違いなく次元が違うモノになるはずです。

私なら(私が依頼する側であれば)、目の前の仕事を言われた通りにこなすだけの人には、かけがえのない我が家の家づくりや家族の暮らしを委ねる器を任せたくないし、おそらくそんな人(企業)には依頼しない。

5年前どころか3年前なら「安くて便利で要望を全部満たしてくれるなら」という条件付きで、そういう人(企業・業者)に依頼したかもしれませんが、社会や時代は変化し、各自が様々な問題を踏み込んで考えて、判断・選択することが大切になってくると、やはり、志高く、信頼できる人と付き合いたいと思うようになります。

消費者が、お客様が、個人が、商品を、業者を、企業を「選別・選択」するように、提供する側(企業、商品、サービス)も中身と相手とそれがもたらず結果(自身や家族、会社、社会、顧客に与える影響)をよく考え、「選別・選択」するようになる。

おかげさまで、私は、私が尊敬できるご家族の仕事(=家づくり)ばかりをたくさんさせて頂いております。

日本に100の家族がいて、そのうち1家族の笑顔のお手伝いができたなら、次はもうひと組の別の家族の明るい暮らしのために尽力したいと素朴に思う。

出版を機に、小川の家1000を目標に掲げます。

何年かかってもやり遂げたいと思います(笑)

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。