10月ですね。

毎日、いろんなご相談をたくさん頂き有難うございます。

その人、その家族それぞれに事情がありますので、

まずはその方の事情を理解することを心がけています。

それぞれの家族に、それぞれの事情があり、

それぞれの考えがある。

他方、

それぞれの考えが、それぞれの事情をつくりあげている。

たとえば、貯蓄額。

年収程度の貯金がない家庭というのは、

貯金ができないようなお金の使い方をしているからであり、

結果として、貯金がない（か少ない）。

我が家には特殊な事情があるから（貯金がない）と

思っているようですが、そんなことはないです。

家計破たんするやり方に従って、お金を使っている。

他者が、個人の財布や収入から

強制的にお金をとることはできませんから、

基本的には自分の意思でお金を何かに使っている。

ざっくり言ってしまえば、

浪費か、

身の丈以上の生活か、

いずれかになる。

時間はお金で買えます。

住宅ローンは借金ですが、

実際に＋アルファで支払うのは、利息分だけです。

この20年間、超低金利が続いています。

金利は２％未満、最近では１％が殆ど。

つまり、時間を格安で買えるわけです。

マイホーム購入は早い方がよい、というのは

3000万円のマンションを購入する資金として

3000万円全額貯金するまでに要する時間を考えると、

先に購入して、時間を利息で買う方が賢明な選択だからです。

金利がもったいない、という方がいますが、

時間がもったいない、のです。

時間は取り戻せません。

金利は後払いですか、

時間はあとから稼ぐことも使うことも不可能です。

住宅に限らず、

何かを購入する際に、

「貯金してから＝準備してから」と

考える方は、日頃から貯金している。

貯金がある程度の目標額になったら、

つまり、資金的に準備が整った段階で、

「時間がないから（これ以上先送りしない、我慢しない）」

という判断で行動する。

３０歳になって、

社会人になってから10年前後経過して、

一定収入があるにもかかわらず、

貯金がない人＝お金を計画的に使えない人が、

これからマイホームのために、

貯金してから、というのは

経緯から判断すると、

実現不可能な考えだと思います。

（これから貯めるとしてもいつになるかわからない）

実現しないのは

実現しない考えに基づき行動するから。

家が建たないのは、

家が建たないような考えに基づき、判断、選択、行動するから。

住居と暮らしと子育てと人生の問題を

何とか解決したければ、

実現可能な考え方に

自らの思考を変える必要がある。

今までと同じ考え方では、

これからも今と同じ住居で暮らすことになる。

願望を叶えたいのであれば、

必要な思考に切り替える必要があります。