あなた、もしくはご主人が明日亡くなったら、残された家族の住まいはどうなりますか?
6月21日(火)
建物工事請負契約@Fさま(鹿児島県)
私が工事契約のときに説明すること、
それは極めて重要なこと3点
ひとつに、建物の重要な部分に関する設計施工上の第三者機関による検査体制。
ふたつに、上記を行っていたにも拘らず、建物の重要な部分において、
万一、重大な不具合(瑕疵)が生じた場合の保証、保険制度(10年保証)。
最後に、
工事契約からお引渡しまでの間に、
ご主人に万一のことがあった場合についての
お金の問題
権利関係の問題
心構え(どうすればよいか、その方針)
工事契約というめでたい席だからこそ、
最悪の事態についても説明する。
それが私が考える説明責任を果たす、ということだと。
「工事中に、ご主人が亡くなった場合、どうするか」
これについて、奥さまご主人双方に、
意思確認をしておくことは、極めて重要だと思います。
小川の家では、
自社で直接施工できない地域に関しては、
地元の工務店さんにパートナーとなって頂き、
お客様の工事をお願いしております。
工事契約の席において、
私がご主人がなくなった場合のことを説明すると、
すべての工務店さんが驚かれます。
でもその社長さんたちがおっしゃるのは
「確かに小川さんがおっしゃる通り、一番重要なことですよね。
なかなか説明できることではないのですが」と。
殆どの方が生命保険に加入し、
毎月保険料を支払っている。
それは
「人は必ず死ぬ。しかし、いつ死ぬかわからないから」です。
あわせて
「自分(夫)が急逝した場合に、経済的に困窮しないため」です。
しっかりとした持ち家があって、
生命保険に加入していれば、
家族が路頭に迷うことは回避できる。
※家賃の支払いがもったいないという経済的な面もあるのですが、
路頭に迷う(迷わせる)かどうかという問題とは次元が違うと思います。
工事契約の席で、
約束することのもう一つは
「私が死んでも、小川の家は必ずこのご注文頂いた建物をきちんとつくり、
完成させ、お引渡し致します」ということ。
(当たり前といえば、当たり前です・笑)
私も必ず死ぬ。
いつ死ぬかわからない。
家を建てること、
家を考えるということは
人生をどうするか考えるということであり、
それに向かって行動するかどうか、決めること。
工事契約を終えると、
皆さん、ホッとした表情をされます。
当然だと思います。
私もホッとします^^
彼女もホッとしたのではないでしょうか。
これでちょっと騒いだぐらいで叱られずに済むぜよ!と^^