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感慨深い~小川の家79(千代の幸T様)着工

今週、小川の家79(千代の幸T様)が着工しました。

私にはどんなご家族にも強い思い入れがあり、それぞれの人生をどれだけ酌みとり、どれだけ(相手にとって)良いものを提案・実現できるか、は永遠の課題ですが、T様の場合には、少し違った感慨があります。

まず、小川の家を選んでいただけたこと

次に、姉のプランを「苦渋の判断」(笑)で、そのまま受け入れてくださったこと

最後に、(近頃はなかなかチャンスがなかった)スパニッシュ瓦を希望され、デコスドライも採用してくださったこと。ここまでは、建物の話です。

ここからさらに先があります。

まず、千代の幸を選んでくださったこと

次に、提示した区画に決めていただけたこと

最後に、私や小川の家にとっての21世紀型の提案を快く受け入れてくださったこと

私には子育ての森・千代の幸を選んでくださるご家族に、より強い思い入れがあります。

なぜかと言うと、私が前職(ゼネコン)での海外勤務の夢を捨てて、長崎に戻ってくることを決めたのは、会長(父)の「千代の幸という子育てに良い街づくりへの挑戦」に協力するためだったからです。※街づくりの苦難は、http://ogawanoie.jp/kankei/index.shtml この先もさらにドラマドラマの連続なのですが(笑)

まあー、真の意味での良い家・子育て優先の家づくりを事業として実践しようと思えば(実践しているから分かるのですが)、その苦難は半端ではありません(笑)。加えて、子育てに良い街をつくり、提供するという事業の難易度は、さらに上がります(笑)。

この10年間、何度もあちらこちらから「無理だ、諦めろ。とっとと安売りして撤退しろ。あんたの理想は要らない。早く金返せ」というご忠告を叱咤激励と受け止め(苦笑)、何とか一家族でも多く「良い街」に住んで頂きたい、という強い信念でここまでやってきました。なぜやってこれたのか?というと「きっと子育てに良い街に暮らしたいと願う家族がいるはず」という、私たちの勝手な「思い込み」です(笑)それは良いモノを提供したいというよりもむしろ、「悪いと分かっている住宅及び住環境を、自身の(目先の)金銭的損得勘定最優先で提供したくない」という、うまく説明できないのですが、(ある意味時代錯誤の)スピリッツみたいなものです。

[誤解を与えないように補足させていただくと]

私たち小川の家は、私たちがつくりたいものを「買ってくれる」家族を探しているわけではありません。

私たちはただ単に「家族が心豊かで健康に暮らすことを目的とし、その実現に最適と判断する」住宅及び住環境を創造し、各顧客の状況及び社会情勢に応じて、個別・具体的に提案・提供することに徹しているのです私が売りたいもの、つくりたいものを提案しているわけじゃない。もしそういう姿勢であれば、それは単なる自己満足に過ぎず、お客様や社会のためでもなく、私を信頼して家づくりを委ねて下さったお客様との信義に反することになる。

考え抜いて

信じていることを

目の前の家族の状況と

社会情勢に応じて

最適解を導き

具体的に提示し

それをお客様が「これで行こう!」と決めていただき

利害関係者に協力していただき

「家」&ビジネスとして具現化され

その先に

お客様にとっての

想い描いた暮らしが

小川の家が約束した暮らしが

広がり、広がり続ける。

これが小川の家づくりであり、子育て優先の街づくりであり、私の事業です。

さてさて、T邸の上棟式は今月25日(土)。

今まで味わったことのない、見たことがない景色や世界が見える気がします。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。