庭の森化

街に小さな森をつくるプロジェクト@庭の森化

【街に小さな森をつくるプロジェクト@庭の森化なう】
まもなく完成するI邸(佐世保市)
今日は庭の森化の初日。


小川の家では、景観、地球環境、街づくり、よい住環境、
何より人間の心の健康のためには、
身近に、日常に、緑、土、樹木が
たくさんあることは必須であると考えています。
とくに、子どもの幼少期の心にとって、
これほど重要不可欠なものはない。
他方、昨今の日本の建築・公共事業は、官民問わず、
とにかく、アルミフェンスとコンクリートとアスファルトで覆い尽くすことに徹しています。
子どもの教育現場である学校建築などは、
より一層要塞化しています。
高等教育機関である大学キャンパスにおいても、
樹齢を重ねた歴史ある樹木を目先の駐車場のために切り倒す始末。
上記の通り、
世の中の流れは「反樹木」ですが、小川の家は抗います。
世界に目を向ければ、
樹木、緑に覆われた住環境、都市は治安もよく、
教育水準も高く、その結果、不動産価値も高い。
ニューヨークやワシントンなども、
緑が多いエリアとそうでないエリアでは治安等の格差は顕著です。
今回のI邸から、これまで取り組んできた「庭の森化」を
さらにバージョンアップすることにしました。
庭にたくさん木を植えて、
小さな森にすることで、
子どもの遊び場だけでなく、
地域との交流の場が醸成されます。
広い土地は必要ありません。
とにかく、土あれば木を植える。
極力コンクリート化を回避する。
土にする、芝生にする。
花が咲く、実がなる、香りがする、
常緑、落葉と多くの樹種を植えることで、
どんな場所でも小鳥がやってきて、
四季を感じることもできます。
樹木の成長を鑑みると、
30年先、50年先、100年先には
すごいことになっているはず。
目先のことだけではなく、
未来を見据えて、
庭の森化を継続していきます。
以下の写真はI邸の建物内部。
中も穏やかでぬくもりがあって、心も体もホッとしました^^



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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。