家を建てないという選択は生涯家賃を支払い続けるということだ
持ち家か、賃貸か。
住宅ローンは組みたくない、
という人に限って、車のローンやキャッシング、リボ払いなどの
高金利金融商品を利用(当人は活用という)していたり、
奨学金の返済を10年以上も続けている人がいる。
それはさておき、
自分の家を建てないという選択は、
生涯家賃を支払い続けるということを選択したということになる。
試算してみます。
現時点(夫30歳)で、新婚から5年間、家賃6万円とすると、
支払済の家賃総額は6万円×12ヶ月×5年間=360万円です。
85歳まで生きるとすると
残り55年間での家賃支払い総額は
3,960万円になります。
65歳以降の年金生活において、
家賃6万円を支払い続けることができる程の年金受給者でない場合、
老後に、引越す必要があります。
しかも、格安の家賃の場所へ。
そこはどんな住環境なのでしょうか?
具体的にイメージしてみて下さい。
パートナーが亡くなり、
一人になったとき、
高齢の独居老人を、格安の家賃で、
住居を貸し出してくれる家主とは?
子どもたちが同居用にマイホームを購入してくれますかね?
自分が同居を希望しても、
子どもたち家族には家族の生活があります。
そもそも、地元で働いているかどうか分かりません。
自分が子どもたちのもとへ転居するというのもあります。
いずれにしても、高齢になってからの生活環境の激変というのは
本人のメンタル的に受け入れが難しい。
家賃を支払い続けて、子どもとの同居用に、
自分の部屋代分ー数百万円ーを準備できるというのはありますかね?
持ち家か、賃貸か。
生涯賃貸宣言して、あなたの住居費を試算してみて下さい。
消費税の数%もイヤなのに、
1円でも安く買おうとしているのに、
ぞっとするほどの大金を、家主(他人)にお金を上納し続けることになります。
あわせて、あなたの死ぬまでの住居のシナリオを考えてみて下さい。
そして、このままじゃいかんなあと思われたら、
ぜひ、家づくり診断の申込みをされてください。