子どもをゆがませる間取り
13年前の2001年。
弊社が従来の家づくりを根本から問い直す裏付けともなったこの書籍。
いま改めて読み直しています。
子どもが問題なのではなく、住環境に問題がある。
住環境が人間と家族、親子、赤ちゃんや子どもの心身の健康、
家庭のみならず、地域とのコミュニケーションに配慮したものでないと、
人間を、夫婦間を、親子間の関係を破壊していきます。本著から以下抜粋。
・子供部屋は6畳ではありませんか?
・勉強してほしいから子供部屋を与えていませんか?
・いまの住居は「仮の住まい」と思っていませんか?
・資産価値を気にして家を選んでいませんか?
・予算優先の家づくりになっていませんか?
・どこに住むかを「生活の便」で選んでいませんか?
・「引きこもりたくなる」環境をつくっていませんか?
・電化製品に頼った生活をしていませんか?
・住まいの中に、家族の気配はありますか?
・テレビを見ながら家族バラバラに食事していませんか?
・家族が顔をあわせずに暮らしていませんか?
・家族が集まる住まいの動線になっていますか?
・モノを買うことで家庭をみたしていませんか?
・家族の空間に遊びのスペースはありますか?
・モデルハウスに惑わされていませんか?
他
これは「家を建てるなら」という問題ではなく、
アパート、マンション、社宅、中古一戸建てをとわず、
子どもが育つ住環境について、
「子どもの心と親子、家族の関係」という観点で
見直してみる必要があります。
なぜなら、住居は日常生活の場だからです。
マイホームか賃貸かどうかは関係ありません。
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