MY LIFE

誕生日ー41歳になりました

4月30日
本日41歳になりました。
いつ頃からか、自分の誕生日よりも、
妻と子どもの誕生日の方が意識が強く、
おめでとう!と言われ、ありがとう!と応じ、
ありがとう!の意味とは、まさに、感謝^^
先日、建築中のKさまから
「小川さん、バイタリティありますよね~」とおっしゃって頂いた。
「そうですか?」と苦笑いしたのですが、
仕事、子育てに加え、MBAやジョギングのことを評してのことかと思います。
思うに、私の原動力や物事の判断基準とは
「このまま行ったら、どうなるんだろう?」という
自分の身の回りに起こる様々な出来事を
5年、10年、20年スパンで想像してみて、
そのゴールが「このままでは、いかんなあ」にたどり着いたら、
「その(望まぬ)ゴールに到達せず、
望むゴールに到達するにはどうすればよいか」を考え始め、
軌道修正をはかることにつきます。
たとえば、
夜遅くまで働く、あるいは、飲み会を連投するとどうなるか?
メタボで10年は行けるかもしれないが、20年先は糖尿か、脳梗塞か、それ以外か、
ある日突然、倒れる、なんて事態が「想像」できる。
想像せずとも、周囲に実例があるわけだから、ほぼそうなる。
それを回避するにはどうすればよいか。
働き方を変える、飲み会を極力減らす、スポーツする、となる。
幼少期の子どもと過ごす時間をゼロにすればどうなるか。
親子のコミュニケーションはゼロ。
それを続けて、10年、20年、30年先はどうなるか。
生活費だけを渡せばよいのか。
それは果たして家族、家庭、親子と言えるのか。
私は経営者であり、家づくりを生業としており、
その最前線で顧客や利害関係者と対峙する。
アパートや借家の一室での子育て、暮らし、
すなわち人生を続けることで
果たして、本人が望む人生になるのかどうか。
家を建てる決断とは、「このままではいかんなあ」という
自分と愛する家族と子どもの人生を軌道修正するという意思決定と実践です。
家を建てる決断をしないということは、
いまの住居での望まぬ人生を受入れる、且つ、
妻(夫)と子どもに与え続けるという現実を選択するということです。
カビ、結露、陰気、窮屈、ストレス、暑い、底冷え、
使いにくい、危険、風は通らない日は入らない、
いつ誰から「出て行って下さい」「家賃値上げ」の連絡が来るかも分からない、
そんな不便、不快、不安定な住居を家族の人生の生活拠点とすることを自ら選ぶ。
そのうち家が建つなんてことはありえない。
私はこの子育て優先の家づくりを掲げて十数年間、
すでに120組以上の「前向きな」意思決定をし、
より豊かで健康に暮らしている家族を見ている。
一方、その何倍もの家族が「現状維持」という意思決定をし、
かけがえのない人生を上記の不快で不安定な住居で歩み続けていることも見ている。
「世は無常」なので、
いつ、どこで、どんな形で、自分の命が終わるかは分からない。
棺桶に入ったとき、後悔したくない。
だからこそ、毎日、
大切なものは何かを問い、
優先順位をつけ、
実践する、
という生き方をしていきたいと思っています。
どうぞ宜しくお願いします!

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。