心豊かで健康な暮らし

自分にとってかけがえのないものとは何か。

子育て優先の家づくりでは
ホント、いろんな局面があります。
私は、極めてシンプルに
大切なものとは何か?を問い、
優先順位をつけ、実践します。
子を持つ親に、
大切なものはなんですか?
とたずねれば
10人中9人が
「子どもの命」とか「子どもの心身の健康」と答える。
しかし、住環境の選択において
子どもの心身の健康が何より大事ですか?
とたずねると
子どもの健康も重視したいですが、
バット〇〇と言い出す。
すなわち、子どもの心身の健康よりも
〇〇が優先=大切にしている、
という現実がそこにある。
要するに
自らが発する言葉と
実態=生き方、暮らし、選択、判断基準が一致しないわけです。
家づくり診断をしていると
日常的にこの言行不整合に遭遇する。
そこで私はたずねるわけです、
これから、どちらを大切にしますか?と。
その方の、その人自身の価値判断基準を問うわけです。
あなたが真に求めている、大切なものは何ですか?と
これからの人生において、あなたにとって、
かけがえのないものは何ですか、と。
大切なものとその順番を
私たち小川の家と共有できれば、
一緒に手に入れましょう!と
家づくりが進んでいく。
大切なものがちがえば、それは結婚と同様、
目的地がちがうので、共に歩むことはありません。
あなたにとって、かけがえのないものとは何か。
たとえば、子どもと答えたとしよう。
それでは、子どもの何がかけがえがないのか、さらに自問してみる。
突き詰めて自分に尋ねた時に、その答えと現実が一致しているかどうか。
一致していなければ、一致させようとする。
それが小川の家の子育て優先の家づくりです。
なかには、かけがえのないものを問うたとき、
「職場までの距離」と答える人もいる。
「預貯金」という人もいれば、
「車のローン」、「夫が死んだときの保険金」とこたえる人もいる。
どれも大事ではあるが、
「もっとも大事か?」と問うた時に、どういう解を出すのか。
その解=my Life、私の子育てとなる
 
「かけがえのないもの」とは、
自分が握りしめて、棺桶入るまで、共にしたいもの、
死守したいもの、だと思います。
いま、あるいは、いままで握りしめてきた大切なもののうち、
これからも握りしめ続けるものはなんなのか。
人生に、仕事に、生活に、時間に、体力に、経済的に、
「かなりの余裕がある」という人以外は、
両手は塞がっている。
何か新しい、あるいは困っている問題を解決するために
次に欲しいものを手に入れたければ、
どちらか握っているものを捨てなければならない。
あるいは、背負っている荷物のうち、どれかを減らさなければならない。
それができない親、しない、する必要性を感じない親は、
いまと同じ、陰気、窮屈で極寒の住居で来年も再来年も、
これまで通り、カビや結露やストレスと共に、
子どもにのびのび生きる場を与えることなく、
子どもの表情ではなく、
テストの点数だけを指標にして生きていくことだろう。
そんなのはイヤだ。
子どもをのびのび健康に育てたい。
家族が心豊かに健康に暮らし続けたい。
それが一番大切だ。だから家を建てる。
だから、小川の家に住みたい。
そういう家族のために、私はこの命をつかう。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。