希望の反対は?絶望ではない
先日参加したあるシンポジウムで
パネリストのひとりが
「希望の反対は何だと思いますか?」
「絶望ではありません」
「無関心です」
ある著名人の言葉を紹介した
<小川の家>に家づくりというよりも
「今の子育ての住環境を変えたい」という
ご相談の多くは母親です。
悩みや不安を伺うと、
今の住環境で子育てすること、
暮らし続けることに、
希望が持てない
要するに、絶望している。
絶望というのは、
別に寝込んでいるという状況ではない。
(実際に、心身の体調不良はあるとしても)
頑張りたいけど、意欲がわかない
意欲はあるけど、行動できない
努力しているけれど、状況は改善しない
パートナーは、真剣に話を聞いてくれない
このまま行ったら、マジやばい
ヤバいのは自身であり、子どもであり、家族の未来です。
このままずっと続けばいいな、というのは幸せな状態なんだと思います。
逆に、これがこのままずっと続いたら、最悪だな、というのが
小川の家に相談される方々の、いままで&「なう」だと思います。
希望が持てない原因はふたつある
ひとつは、誰にとっても不快な住居という物理的な問題。
もうひとつは、パートナーの「無関心」という目に見えない問題。
無関心×リアル不快(問題)=絶望
これを希望に変えるには、
物理的な問題を解決すること
そのためにパートナーが関心を持ち、関与し、行動すること。
小川の家の、子育て優先の家づくりとは
この両輪をグググッと回していくことです。
子育ては、住まいから。
あなたの絶望の原因はふたつある。
ひとつは、今の住居の物理的「不快=低品質」問題
もうひとつは、パートナーの無関心の問題。
前者は見れば分かる。
無関心かどうかは、あなたの物差し(感知基準)で決まる。
週末ですね。
今年も残り3ヶ月ですね。
子どもが子どもでいる残された時間はどれぐらいでしょうか?
無関心な状態を放置するのは、
お互いにとって不幸なことです。
なにより、子どもの心を絶望化、無関心化していく。
これって、社会にとっての絶望ではないでしょうか。
だから、子育て優先の家づくりに全力を尽くしてます^^