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五輪招致

シカゴ、東京、リオ、マドリード

シカゴに行ったことはありませんが、リオとマドリードは独特の雰囲気、ラテンの陽気さと治安の悪さがビシビシ漂う魅力的な街です。

東京はこの招致活動で小中学校の校庭の芝生化と50万本の街路樹、そして東京湾の埋め立て地に森をつくるという構想を掲げているとのこと。コンクリートジャングルだからこそ、ヒートアイランドを痛感しているのでしょう。

私が10数年前に行ったトンガ

トンガタプという本島からさらに船で24時間かけて行ったババウという小さな島の学校の校庭は芝生でした。豊かなはずの日本の学校で芝生の校庭を見かけることはほとんどありません。日本人が評価する「豊かさ」とは芝生ではなく「雑草すら生きられないクレイ舗装の校庭」です。

子育ての森・千代の幸では、

まず木を植え、そして家を建てる

という方針で街づくりに取り組んでいます。

公共事業ではありませんので、住民の理解と協力がなければ継続できません。

子どもたちと一緒に樹木も成長する。

「木なんか植えて、落ち葉拾いが大変」とマイナス評価をする人がいます。

そういう視点で物事を見る人は、自宅の庭は雑草が生えないようにコンクリートで固めるべきとなるのでしょう。

リオやマドリードは治安が悪い、という。

確かに治安は悪い。でも五輪に向けて、治安も含めて環境を改善しようという試みは東京の緑化と同様、いいことです。ただ単に巨大な施設をつくることばかりが注目されますが、そういう社会環境を見直す良い機会だと思います。

五輪ではありませんが、「子どもを健康に育てよう」と思ったら、それに必要な環境を整えなければなりません。確かに安い賃貸生活よりはお金が必要ですが、そもそも何の為に働いているのか、家庭を持ったのかを考えると、家族が健康に暮らせる住環境に対する必要な費用というのは、お金の使い方として正しいと思います。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。