「あなたの足が変なのではなく、靴が悪いのです」
もうすぐ夏休みに入ります。
子どもたちのことではなくて、私の大学院生活です^^
先週、大学院の授業にて、学部長を前にした
「研究構想発表会」がありました。
入学直後に指定されていた課題であり、
2年間かけて自身が決めた研究テーマで論文をまとめ、
それがOKとなって、無事卒業となります。
社会人学生は私を含めて6名
毎晩、顔を合わせ、講義を受け、レポートを書き、
議論し励まし合っている仲間たちです。
みんなしっかりまとめてきて、
頑張っているなーと思いました。
発表会を終え、山口研究室(地域経済が専門)にお邪魔し
「商品コンセプトの転換による需要の創造」について研究する旨を相談。
その場で先生から
「この本を読まれたら良いですよ」と書棚からお貸しいただき、一気に読了。
「あなたの足が変なのではなく、靴が悪い-健康な靴を届ける」 by フェラガモ
デザインや高級ブランドとしてのイメージが強いですが、
根幹にはさまざまな困難が襲うなかでも健康な靴を届けるという
ストーリーがあったことを知り、ウルッときました。
※(足腰に問題があるのではなく)靴が悪い、自分の足にあっていないから、
歩くと疲れる→おっくうになる→心身の健康が損なわれる
フェラガモは、解剖学まで学んで、
フィッティング、構造、靴型の製造に試行錯誤し続けたそうです。
「子育て優先」の家づくりは、十数年前の「家の再定義」による。
家とは子育ての場、子が育つ場、
暮らしと子育ての道具である。
「子どもや母親に問題があるのではなく、住居が悪い」
だから、子育て優先の家づくりで
家族が豊かな心で健康に暮らせる住まいを提供する。
これが私たち小川の家の根幹です。
面談・体感にお越しいただくとき、
私は子どもの表情をまず見ます。
イキイキしている子
「目がとろん」としている子
目の周りが青白い子
’元気’’笑顔’とはちがう
生気、覇気があるかどうか。
なくてもいいんです。
その原因は、その子にあるのではなく「住居」が悪いだけですから。
小川の家に引越せば、
あるいは、引越すことが決まった時点(親が決断した時点)から
彼らのメジカラは、別人になります。
遺伝でもない、性格でもない、教育やしつけでもない
ただ単に、いま住んでる場所が悪い-彼らがイキイキ生きるという観点でフィットしていないだけ。
陰気な住居に自分と子どもと家族の人生を
’陰気に’フィットさせていくのか。
それとも、豊かな心で明るく楽しく健康に暮らしたいという自分の願望にフィットした家に移るのか。
どちらの選択肢も自由に選べる。