MY LIFE

17周年:創立記念日に思う

<創立記念日>
10/9は当社の創立記念日です。
2007年創業ですから、17周年を迎えることができました。

父が創業したのが1969年。
当社は事業再生を目的として分離独立して設立された。あの時の父の経営判断力は見事だったと、歳を重ねるごとに、その凄さがわかりますし、それだけでなく、日々の経営において、父の事業家、経営者、父親としての凄さがわかります。

従業員、お客様、大工さん、職人さん、協力業者、パートナーの方々、公私に渡り支えてくださる友・知己の方々、皆さんのおかげですし、家族に感謝です。

周囲にあった工務店、住宅会社はほとんど倒産してしまいましたが、当社は、私はまだ生き残っています。子育て優先の家づくりだけで、生き残れるわけがない、そもそもそんなニーズがあるのか?と言われ続けましたし、それは今でも同じです。

住宅会社に限らず、親和銀行のような地銀が倒産したように、業種業界規模を問わず、同じことに徹して生き残ると言うのは何かやっぱり理由がある。

もちろん倒産=会社が死んでも、命を奪われるわけではありませんが、生き方として、魂を奪われるような仕事、経営はしないと決めています。人生が面白くなくなるので。

どこまでやれるかはわかりませんが、親父から承継したそう言うスピリッツ、哲学が生存の原則・法則なのではないかと感じ始めているところです。

おかげさまで仕事の依頼が重なっています。これまで通り、目の前の家族の人生の問題を解決し、願望実現に注力しつつ、未来も見据えて、働き、経営していきます。

私を筆頭に、当社の従業員は皆凡人です。凡人集団が非凡なことをするにはどうすればよいか。ビジネスの世界は、何かに対して、非凡でない限り、仕事の依頼が来ません。仕事は一人では何もできないので、互いに協力しあい、組み合わせて非凡なものにしていく。

今日はまた福岡へ。
午前中は依頼主と建築地で立会い現地調査。


午後は株主及びグループ会社全体の経営方針発表会、懇親会。


帰宅は23時過ぎだろうか。

経営者として18年目。
1年契約ですが、社長の任期が10年だったとしても仕事の依頼がなければ売上がゼロですから。この国のどこかに必要としてくれる人がいると信じて、その人にいかにして出会うか、その人が抱える人生の問題を解決して、願望を叶えるにはどうすればよいか。そのためには私は、社員は何をどうすればよいか。

しなやかに、したたかに、しぶとく。

22時過ぎ、怒涛の1日、充実した創立記念日を終えて帰宅。シャワー浴びたら妻がケーキを用意してくれてました。

山に入ったり、北アルプスの稜線歩きは怖いですがビジネスと経営に関しては、怖いものがなくなってきた感じがあります。そもそも怖いという神経が少し切れているか、太いか、強烈に臆病だから、現実を直視し、向き合い、必死に手を打つのか。

建築地で依頼主のご夫婦の笑顔、ホッとした表情、ワクワクが伝わる姿を見て、たくさんの困難や葛藤を乗り越え、願望を実現させていくガイドができていることに幸せを感じました。

まぁ、ボクとのやりとりは、お金と自問と書類とそもそも論と判断を迫られることばかりで、まったく楽しくないので、このステージ越えると、これから楽しくなる!

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。