初めての方へ

いちばん嫌なことは嘘がバレること〜嘘は必ずバレる〜

嘘は必ずバレる

バレない嘘は嘘ではない

私が尊敬する経営者の一人、丹羽宇一郎氏の格言です。

家づくりにおける「嘘」とは、つくり手、売り手、買い手、それぞれにあります。

例)
つくり手:手抜き、欠陥住宅、粗悪品

売り手:約束を守らない、言ったことと違う(セールストーク)、安請負

買い手:内緒の借金、夫婦間の意思疎通

私たち小川の家は、つくり手であり、売り手です。嘘をつかない、ということを実践、徹底しています。それを継続することで、結果的に、信用、信頼を得て、実績が増え、おかげさまで商売を続けさせてもらっています。嘘は必ずバレるからです。

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一般消費者の方々は、業者は信用ならない、騙されてはいけない、という目で、まず我々をチェックします。初めての経験ですし、一生に一度の大きな買い物ですから当然です。

で、我々、嘘をつかない業者からすると、いちばん困るのは「嘘をつく消費者」です。買い手が売り手やつくり手から嘘をつかれるのが嫌なように、絶対に避けたいのと同じように、我々も買い手から嘘をつかれるのが嫌なのです。正直に話してもらいたいし、我々も正直に説明するし、お答えする。

家づくりの窓口、責任者として、かれこれ20年以上、この仕事をやり続けていると、直観が働くようになります。相談者とのやりとりで

「これって、つじつまが合わないなあ」(このままだとうまくいかない)

「これって、嘘じゃないか?」(嘘があるのではないか?)

嘘というのは、要するに、つじつまが合わないことのうち、説明がつかないこと、修正・整合されないことです。探偵や事件の捜査、真相究明でよくある、事実を上げていくと、つじつまが合わないところが明らかとなってくるわけですが、その矛盾点について説明を求めたり、証拠があると、それは嘘ではなく、修正され、整合されていく。

つまり、つじつまが合わない=嘘、ではないです。

これをこうするとこうなりますよね、という説明をすると、確かにそうですよね、じゃあ、これをこうかえます、と正しく理解し、柔軟に考えを軌道修正していけばよいだけなんですよね。これって正直さだと思っています。整合していく前向きなプロセスです。

要は、つじつまが合わないことを整合していくか、それを突っぱねるか。

後者の場合、やはりどこかに嘘があるんですよね。で、何がどう嘘なのか、それを明確にする必要は私にはないです(だって嘘だから)。我々の家づくりを必要としていないからです。我々が提供する子育ての家、心豊かで健康な暮らしを求めているのであれば、家づくりを通じて協力して整合していくはずです。それが小川の家の家づくりです。

本当に、なんとか問題を解決して、求める暮らしを実現したい、そのために、家が欲しい、と判断する相談者は、この機会に、嘘があればそれをカミングアウトしてくださいます。主に内緒の借金であり、解決策を考案し、実行するだけなので、実現に向けて前に進めます。

子育ての家づくりは、価値観の共有と信頼に基づくものです。お金の問題は程度の問題にすぎません。

我々と夫婦の信頼関係の構築が土台になるわけですが、それ以前に、夫婦の間での信頼関係がしっかり構築されているかどうか。夫婦の間で、嘘がないかどうか。内緒の借金だけでなく、心や価値観の部分で、嘘をついていないかどうか。本音で話し合いができているかどうか。

「子育て優先」の家づくり専門の住宅会社なので、「子育て優先ではない」という人から必要とされません。それはよい悪いではなく、求めているものが異なるというだけです。ただ、家づくりは、それがどんな家づくりであれ、信頼が根底なので、嘘をつかれると、それは必ずどこかでバレます(例えば、住宅ローンの融資審査の最終局面や土地や建物の契約直前など)。なので、後でバレると、それはもうお互いにとって不幸で、先に進むほど関係者が増え、損害が増え、多くの人を不幸に巻き込むことになります。ですから、そうならないように、我々は、最初のヒアリングの段階(家づくり診断)で、お互いに嘘がないように、整合するように、やりとりをすることを心がけています。

コロナ対応が示すように、つじつまが合わないこと、整合性がないこと、論理がないことを、その場しのぎでやっていくと、1年半経って、収束どころか、社会不安もリスクも経済破綻も増えるばかりです。

家づくり、マイホーム購入も、何年経過しても堂々巡りをしている家族というのは、整合性のなさが顕在化していて、先に進むほど、月日を重ねるごとに、解決と願望実現の可能性がより低くなっていきます。

家づくり診断サービスの申込み

https://docs.google.com/forms/d/1lCbeq3IWpCHs9cfdyjEOyQbyZ-44brLDX5Re3gr1koI/edit

母親のための伴走サービスの申込み

https://docs.google.com/forms/d/1Jt8wDN10tgb7bvuHC_AzVRUtxw1f7X9c5CvHGe6LuiI/edit

資金診断サービス

https://docs.google.com/forms/d/1UDU_TAf9yl3DwoRYZJwDHKIF1Cf2Y95KYo0Ani1qDhA/edit

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。