初めての方へ

人間:小川勇人の人生③〜幻のスピーチ原稿より〜



この10年、私の首には、3方向からずっとナイフが突きつけられています
左から金融機関「金返せ」
要するに「理想はお金にならないし、正しいかどうかは関係ない」
右から父「事業を早く軌道に乗せろ」
要するに「ボランティアでは食っていけない」
内側から「信念、貫け」
「正しいと信じることを、とことんやれ」
時に止血しながら、首の皮一枚で
子育て優先の家づくりだけで、生き抜いてきました
振り返ると、単なる田舎の工務店の生き残りではなく
このような場を与えて頂ける所まで、よくやってこれたと思います
その要因は、3つあります
まず、借金が10億円だったこと
これが1億なら目先しのぎ、100億ならバンザイ
つまり自己破産して挑戦する事すら、諦めていた
次に、皮肉にもその借金のおかげで
「正しいことは何か?」「自分の命を、何に、どう使うべきか?」を必死に考えた結果、世のため人のため、自分が食べていくためにも、いけるところまで
「子育て優先」に徹せざるを得なかった
最後に、何よりその苦しみから産まれた「子育て優先は正しかった」からだと思います ~明日に続く~

$子育ては、小川の家。老後も、小川の家。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。