子育て優先の家づくり

ugoku

子育て優先を掲げて、10年。

依頼が続くときもあれば、

「開店休業」状態のときもある。

近ごろ「ぶれない」という言葉が流行している。

「ぶれる」ことが悪いかのように喧伝されるけれど、

目的とか約束したことを達成するための手段・方法として、

「変化・対応」したことを

「ぶれた」と取られる場合もある。

私の場合、

よくいえば、一貫性があり、ぶれない、となりますが、

見方を変えれば、変化に対応できない、融通が利かないとなります。

実績がさほどなく、

つくり提供している商品・サービス・価値の品質もバラバラで

お客さまの声もまばらであれば、

対外的には

「ぶれるもぶれないも」

そもそも「軸」がありません。

※あるとすれば、社会的評価としては自己満足に過ぎない「信念」です。

ここ数年のご相談やご依頼の背景には、

「小川の家の暮らし」を満喫するお客さまの声があり、

それと同じものを求め、期待していらっしゃる。

したがって、ぶれるもぶれないも、

きちんとした価値を提供することが絶対条件です。

依頼が来ないからといって、ちがうことをするわけにはいきません。

実現請負人だから「(わたしの要望は)すべて叶うんじゃないか」と多少誤解して相談にいらっしゃるかたに、

目先の受注の為に「お任せ下さい」などという無責任な対応をするわけにもいかない。

いままでもきょうも、明日も、これからも

「できないものは、できない」

「欲張り過ぎなものは、欲張りすぎ」

「順番が違う場合は、ちがう」と

率直にお伝えし、説明するしかない。

それが「正しいこと」だと判断しているから。

結果として

依頼が重なる時もあれば、

開店休業のときもある。

振り返ってみると

昨秋から4月の中旬まで、難しい案件が重なり相当忙しかった。

~5月中旬、とにかく見直し&修正に徹する時間になった。

~6月中旬、少し改善された

~7月中旬、難しい相談が重なってきた

同じマイホームでも

駅前のマンションの購入であれば「簡単便利に」手に入る。

なぜなら、あらゆる‘表面的な’物事が

「簡単便利に」消費者の手に入るようにお膳立てされているから。

ところが、子どもを育てるという視点。

しかも「どう」育てるか、「どう」育ってほしいか、

家族が望む暮らしが叶うのか、

という観点で考えると、なんだが違う気がする。

マンションはイヤだから、一戸建て。

さて一戸建てというと、それはそれで難しい。

土地から購入して、注文建築となると、なお難しい。

おまけに

「子どもが豊かな心で健康に育つ」家

「家族が豊かな心で健康に暮らせる」家

を求めると、どんなご家族であっても、どの地域でも、ハードルは高い。

そこで、わたしの出番となる。

なので、目の前の一つひとつの相談・ご依頼は、容易ではない(笑)

ひとり梅雨明け宣言して、わたしは動き始めます。

来年の梅雨も、今の住居で家族の命を使いたくないのであれば、今月から動き出さなければならない。

まずは、正しい基礎知識の習得から↓

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択/小川 勇人

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。